PLASの現地活動現地レポート

ウガンダレポート -現地で大切にしている2つのこと-

さて、これまで3回にわたってお伝えしてきたウガンダ新事業のレポート(第一回、第二回、第三回) で、現地パートナー団体「カユンガ」のメンバーに意欲があり、自分たちのお金を持ち出しながらもエイズ孤児の教育支援を続けていることはわかりました。

▼過去のレポートはこちら▼
|第一回レポート ウガンダレポート -地域でエイズ孤児を支える仕組みをつくる-
|第二回レポート ウガンダレポート -エイズ孤児を支え合うために立ち上がった女性たち-
|第三回レポート ウガンダレポート -エイズ孤児支援に向けて思いを共有するためのステップ-

その上で、カユンガと一緒に事業を進めるために、プラスからカユンガ側に最低限求めている条件があります。それは、適切な会計管理事業へのオーナーシップ(主体性)です。8月と11月の訪問では主にこれらの点について一緒に確認をおこなってきました。

まずは会計管理。外部団体とほとんど一緒に協働したことがない地域密着型の小さな団体が、適切な会計帳簿をつけていることはとても稀で、カユンガもその例にもれませんでした。これまでの収益の計算も大まかで、「確か2年前は△△個くらいのキャベツが獲れて、一つ○○シリングで売ったから・・・」と遠い記憶をたどりながらなんとなく出てくる程度。
こうした状況の中、まずは簡単な会計帳簿をつける目的から説明し、帳簿の仕組みや実際のつけ方などをひとつひとつ丁寧に教えていきます。

帳簿を書きこんでいく事務局長のジュリエットさん

二点目の事業へのオーナーシップを持ってもらうこと。
これは事業を実施していく上で、カユンガがイニシアチブをとって進めていくことを意味します。この事業はプラスのものではなく、カユンガの事業であること。そして、カユンガが責任を持って事業を実施していくことです。
当たり前のことのように聞こえますが、私たちのような”ガイコクジン”団体が関わると、「やってくれるでしょ?」となりがちなのです。

今回の事業協力では、養鶏事業のための鶏舎の建設が一つの要となっており、建設予定の鶏舎の寸法や予算、工程管理などの一切の作業の監督をカユンガ側が担っています。そうは言っても、例えば予算などは専門家に一任して作ってもらうことが多いため、細かい内容は把握していないことがほとんど。

それでも、建設関係者の間での「資材の抜き取り」や「見積もりの水増し」が日常茶飯事の現実を考慮したら、カユンガの人たちも自分たちが建設のモニタリングをできるように資材や作業工程などを知っておくことは重要です。安全な建物を建てるために必要なことをカユンガのメンバーと共に一緒に考えていきます。

建設予算に表記された資材を実際の建物と比較しながら確認

これらの二点についてはまだ課題もありますが、現在もトライ&エラーを繰り返しながら少しずつ改善しています。事業を形作っているのはモノではなくヒト。時間のかかるプロセスではありますが、根気強く見守っていきたいと思います。

11月から実施している「エイズ孤児を学校へ」キャンペーンですが、おかげさまで12月16日現在、100万円を超えるご支援をいただいております。ご協力いただきました皆様、心より御礼申し上げます。
目標金額の達成に向けて、引き続きみなさまの温かいご協力をよろしくお願いいたします。

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