PLASの現地活動ウガンダプロジェクト-SHINE現地レポート

事業を卒業したキャセリンの今

いつも温かい応援をいただき、ありがとうございます。

広報・コミュニケーション担当の石田です。

PLASは2020年1月〜2023年3月まで、ウガンダでSHINE2という事業を実施していました。
SHINE事業とは、HIV陽性のシングルマザーが在来種野菜の栽培を通じて、生計向上と栄養改善を目指す事業です。SHINE2とはその2期目の事業になります。

私は初めての事業地訪問と1人での出張だったので、とても緊張していました。

ジンジャタウンからバイクで15分ほどのところにあるカユンガには大きなマンゴーツリーがあります。そこがパートナー団体のジョイと待ち合わせの場所。

カユンガにあるマンゴーツリー

到着すると、笑顔のジョイが待っていました。

その笑顔を見た途端、肩の力が抜けたことを今でも覚えています。

今回はそんな初対面の相手の心を癒してしまうパートナー団体のカユンガと一緒に実施していたSHINE2の参加者キャセリンについてお伝えします。

事業を通しての変化

洗濯をするのが好きなキャセリンは、5人の子どものお母さんです。

キャセリンは自分の庭で野菜を育て、十分な食べ物や生活に必要なものを買えるようになるためにSHINE2に参加することを決めました。

プロジェクトに参加する前は十分に食べることができていなかったので、空腹時に抗HIV薬を飲むと頭痛などの激しい副作用を引き起こすことがあり、体調がよくありませんでした。

しかし事業に参加したことで、十分な食べ物を手に入れることができ、余った野菜を売ることで収入を得ることも出来るようになりました。

彼女の変化は体調や収入だけではありませんでした。

自分が育てた野菜をコミュニティのメンバーが買ってくれるようになったことで、自分がコミュニティの中で役立っていると感じるようになり、それがキャセリンの自信に繋がりました。

キャセリンの畑

 

わたしには夢ができました

キャセリンに将来はどうなりたいと質問をしてみると、

「将来はお金持ちになりたいです。」と答えてくれました。

この夢を持つことができたのは、その日の生活に追われることがなくなったからです。
プロジェクトに参加したことでお腹をいっぱいにすることができ、子どもたちも学校に行けるようになりました。

夢を叶えるため、キャセリンはいま畑を拡大しています。

キャセリンの拡大中の畑

事業を卒業してからは、野菜の販売で毎月だいたい6000シル(230円) を貯金できています。

子どもたちも学校に通い続けることができています。

最後に、彼女はHIVとともに生きることにプレッシャーを感じているが、野菜を栽培することが好きだから頑張れると話してくれました。

インタビューを通して、自分の夢のために一歩ずつ前に進んでいるキャセリンの様子が見えてきました。

将来、彼女がどれだけ大きな畑を持っているか楽しみですね。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

2024年1月15日まで「冬のご寄付〜学ぶよろこびをすべての子どもたちに〜」を実施しています。

学ぶよろこびをすべてのアフリカの子どもたちに届けるため、ご支援いただけないでしょうか。

2024年はさらに45名の子どもたちに支援を届けるため、ご協力ください。