PLASの現地活動プロジェクト-BRIGHT現地レポート

ウガンダレポート|ヘアサロンを開いたパワフルママの奮闘記!ー職業訓練後の進路ー

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ウガンダでは若者の失業が社会問題になっていますが、HIV陽性の若者たちはその中でも特に不利な状況に置かれています。

彼らが仕事の心配をすることなく、安定した収入と自立した生活を送り、HIVの治療にも前向きに取り組めるような支援が必要でした。

 

そこで、PLASでは彼らに対して職業訓練研修を実施しています。

 

農業、ネイル、ヘアードレッシング、軽食つくり、ノート作りなど、現地で人気があり、需要も高い職種の中から複数を選択して受講することで、若者たちが自分の関心のある分野、そして地元でのニーズに柔軟に対応出来るようになっています。

 

①職業技術訓練を受けることで、自分でも稼げるようなスキルを身につける。
②スキルを活かす仕事を始められる状態にする

 

この2点をクリアすることで、HIV陽性の若者たちも経済的に自立した生活を送ることが出来るようになると考えています。

卒業生がサロンをオープン!

今回ご紹介するのは、ヘアードレッシングを受講していたマリアムです。

彼女はコースの優等生でした。研修では寡黙に練習を始めて、おしゃべりをしている他のユースを横目に黙々とスキルを上げてきました。

 

そんな努力家だったマリアムが、ついに自分のサロンを始めたと聞き、早速訪問してきました!

 

(写真)マリアムと3姉妹の子ども達

 

マリアムは、夫と3人の子どもといっしょに暮らしています。夫もビジネスをしていますが、専業主婦ではなく、自分も手に職をつけたいと、職業訓練研修への参加を決めてくれました。

子連れ出勤は中々に大変!


(写真)PLASが提供したスタンドドライヤーを使ってトリートメント中

 

マリアムが住むルウェロは大きい街で、ほかに競合のサロンがたくさんあり、なかなかお客さんが定着するのには時間がかかっているようです。

 

小学校2年生、3歳、2歳と目の離せない子どもたちを面倒しながら、ヘアードレッシングのお客さんを対応しているマリアム。

 

 

背中に三女を背負って、足元で邪魔をする次女と戦いながら、お客さんのシャンプーをしています。

 

マリアムはまだまだ「若者」と呼ばれる世代ではありますが、子育てをしながら、研修に通い、ビジネスを始めて、いろんな困難と戦っています。

 

(写真)長女はサロンで勉強中

 

頑張っている姿を見ていると、ついつい甘やかしてしまいたくなる気持ちを抑え込み、ここはあえて叱咤激励する立場を取りました。

 

お客さんが来てもらえるように、もっと日頃から練習して、ほかのサロンとさをつけるサービスを探して欲しいと伝えてきました。それが結果的にはマリアムの家族の「未来」繋がっていくと信じているからです。

 

これまでもひたむきに努力をしてきたマリアム、次回の訪問が楽しみです!

 

こうした支援を続けることができるのは、日本から支えてくださる支援者のみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。

これからもみなさんのご寄付、応援をアフリカにしっかりと届けてまいります。