現地レポート

ウガンダレポート -教室建設とエイズ啓発-

9月4日から19日まで、ウガンダのルウェロで開催したワークキャンプが無事に終了し、
キャンプ参加者は全員元気に帰国しました。
それぞれが色々な思いを抱き、帰国したようです。
今回のワークキャンプでは、ルウェロ地域でのエイズ予防啓発事業、
および学校教室建設を行いました。
教室建設では、キャンプ参加者の多くは手にまめができるなど、大変な仕事も多かったようですが、
地域の建築専門家など、多くのボランティアの協力を得て、無事に一教室が完成しました。
この秋から子どもたちはこの教室を使って勉強しています。
エイズ予防啓発ワークショップでは、簡易VCT(ボランティアカウンセリング・アンド・テスティングという
カウンセリングを含めたHIVの検査)を、地元協力団体との提携により実施し、大人80名以上、
子ども40名以上が参加をしました。
また、NACWOLA(ナクワラ)という現地の女性HIV陽性者団体の協力で、
「(HIV感染の)ステータスをカミングアウトしよう」「妊娠したら病院へ行こう」(母子感染予防)など、
歌と踊りにあわせ、HIVに関する啓発をするとともに、HIV/エイズの正しい情報の提供を行いました。
啓発劇は、時には多くの観衆を笑いを誘い、楽しく啓発のメッセージを伝えました。
普段タブーとなっており、なかなかお互いに話すことができなかったり、字が読めないために
得ることができないHIVに関する情報を地域の方々に伝える、いい機会となったようです。
今後追ってキャンプ参加者からも報告をしていきたいと思います。