Positive Livingキャンペーン世界エイズ孤児デー国内の活動

「エイズ孤児支援とポジティブリビング」/世界エイズ孤児デーキャンペーン特別企画「私のPositive Living」 vol.11

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4月16日〜5月31日の期間、プラスのボランティア、サポーター、協力者など活動を応援する人たちが毎日ブログを更新!
テーマは「私の Positive Living」。それぞれの生き方や想いを通して、前向きなエネルギーをお届けします。
全国どこからでも、「今日はどんな記事に出会えるかな?」とアドベントカレンダーのようにお楽しみいただける企画です。
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2005年9月、初めてエイズ孤児に出会った時の衝撃は、アフリカの他国で様々な悲劇を目の当たりにし、日本の小児科医療現場を経験した今もまだ、自分の人生で最も衝撃的な出来事であったことに変わりはない。

日本であれば当たり前のように助けられるはずなのに、為す術無く消え行く小さな命に向き合うことも、もちろん辛い経験ではあったが、それより悲劇的な側面を持つのがエイズ孤児、今でもそのように思えるのはなぜだろうか。

 

エイズ孤児に初めて出会ったとき、彼は親戚の家に引き取られていました。

エイズ孤児が預けられた家の実子が学校に通えていたにも関わらず、エイズ孤児は昼間もずっと水汲みをさせられ、タンパク質を取らせてもらえないために膨らんだお腹がまだ見ぬ彼の痛烈な日常を想起させられました。

あのシーンは、今でもエイズ孤児という言葉を聞く度に思い出されます。しかし、あの出会い、あの子どもの顔が今でも鮮明に思い出されるのは、「生活が酷かった」だけではないように今になって思えます。

ただ単に教育を受けられなかった、十分に毎日が水汲みに追われていたこと以上に、居場所がなく、アイデンティティを失い、生きる目的を見いだせずにいた彼らの目が忘れられないのだと思います。

 

そうしたエイズ孤児に対して、学校という居場所を作ったのがプラスの最初の活動でした。その居場所作りは、子どもたちに笑顔をもたらし、人とのつながりを作り、彼らの人生に初めて前向きさ生み出していたようにも思えました。

そしてそれに関わったボランティアやスタッフたちもまたPositive Livingな仲間たちと出会え、さらにその思いを強くする、そんな輪が広がっていく活動がプラスの活動だったのかと振り返り思います。

自分自身、その活動に参加出来ていたことを誇りに思うと共に、PLAS(Positive Living AIDS orphans Support)という団体名が候補に上った2005年12月、提案してくれた仲間が語った想いを、今こうして実現しているスタッフの皆さんに感銘を受けます。

 

その後自分自身は、プラスの活動にはなかなか参加出来ていませんが、プラスを通じて養われたポジティブリビングを誇りに目の前に現れる問題に対して、志のある仲間と共に取り組めばきっと解決出来るはず、という強い思いを持ち活動しています。

現在は、日本や世界の健康格差の是正を目指し、保健医療人材育成に取り組むGLOWというNPOに携わると共に、長野県佐久総合病院にて地域医療にも従事しています。これからもプラスを通じて多くの人がポジティブリビングを実践し、その輪が広くひろがっていくことを切に願っています。

▼著者プロフィール
加藤 琢真
たくまさん

2005年9月ウガンダ共和国にて初めてエイズ孤児の現状を目の当たりにする。同12月、仲間とプラス設立、同代表(〜2009年)。その後、小児科医として日本の地域医療に従事。2012年はザンビア共和国にて、JICAのHIVサービス展開管理プロジェクトに従事。2010年より、日本の地域と世界の健康格差是正を目指すNPO法人GLOW設立、同代表理事。2014年度より長野県佐久総合病院にて国際保健医療科にて国際保健医療協力および小児科に従事。

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★5/20(火)特別トークイベント「Ekilooto of Uganda~HIVと共に生まれる~」
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★5/25(日)世界エイズ孤児デーチャリティーパーティー
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