PLASの現地活動ウガンダプロジェクト-PATH+現地レポート

ウガンダレポート|アドヒアランス向上プロジェクトの1年目が終了しました

2018年から開始したアドヒアランス向上プロジェクトの1年目が終了しました。
アドヒアランス向上プロジェクトについて

研修に参加したヘルスセンターで働く人たちや県の保健局職員をお呼びして、この1年の振り返りと次年の計画を共有しました。

マルチパーパス代表ムシシからの挨拶

 

覚えたてのガンダ語で爆笑をとった海外事業マネージャー三関

ヘルスワーカーたちより、研修に参加することによって、HIV陽性の患者さんがどうして約束した日に来ないかを知ることができたと、話してくれました。
ウガンダでは、HIV陽性の人々への偏見が今でも根強く残っていて、HIV要請の薬をもらいにいくためにヘルスセンターに行っていることを近隣の人、まして家族に知られないようにしています。

そのため、最寄ではないヘルスセンターに通ったり、決まった日時にヘルスセンターに通うことができません。
しかし、ヘルスワーカーの人たちは彼らが怠慢で治療する気がないと勘違いしていたようです。
今ではカウンセリングのトレーニングも受け、偏見に苦しんでいる人たちへの心少しずつ少しずつ開くことができるようになったそうです。

研修で学んだスキルについて発表するヘルスワーカー

ある女性が陽性であることを夫に打ち明けられないために定期的に服用することができずいました。
しかし、ヘルスワーカーのカウンセリングにより、彼女は勇気を持って、ステータスを夫に伝えて、今では家族から、体調管理のサポートを受けているそうです。

2年目も引き続き、ヘルスワーカーの研修、そして、HIV陽性者向けの食と栄養の研修を行っていきます。

会議後の昼食。会議は9時から12時の予定でしたが、はじまったのは11時。終了したのは、14時過ぎでみんなおなかが減ってました

文:三関