現地レポート

経験からわかるシングルマザーの大変さ~パートナー団体ナマタさんインタビュー~

こんにちは、インターン生の松田です。今回は、ウガンダのパートナー団体「マルチパーパス」で活動するスタッフ、ナマタさんのインタビューです。

大学で開発学を学んだあとボランティアなどを経てマルチパーパスに参画したナマタさん。活動までの経緯と、PLASとの事業の思い出について伺いました。

(写真:マルチパーパス職員、ナマタさん)

 

大学で開発学を学び、医療系ボランティアで経験を身に着けた

マルチパーパスに参画したのはいつですか。
2013年です。活動を続ける原動力は何ですか。
一番はシングルマザーや孤児など、恵まれない環境にいる人たちを手助けすることへの情熱です。大学では開発学を学んでいて、活動をはじめる前からこのような活動への情熱がありました。私は、母子家庭で育ちました。そのため、シングルマザーや、厳しい家庭にいる人たちの苦労を知っています。

生い立ちについてお聞かせください。
ウガンダの首都、カンパラの郊外で生まれました。小学校はカンパラの学校に、中学校はマルチパーパスの拠点があるルウェロで勉強していました。大学では開発学を学びました。

マルチパーパスに参画するまでの経緯についてお聞かせください。
大学を卒業した後、まず緊急支援を行う医療系のボランティアグループでボランティアとして活動していました。ここで、さまざまな健康・保健についての知識を身につけました。その後にマルチパーパスに職員として参画しました。

シングルマザーたちを支えたペーパービーズ事業

(写真:ナマタさん、ペーパービーズ事業期間中撮影)

プラスとのプロジェクトでは何を担当しましたか。

2014年に開始した「ペーパービーズ・ネックレス制作によるHIV陽性シングルマザーの収入向上事業」と、2016年に開始した「HIV陽性シングルマザーの収入向上を通じたエイズ孤児支援事業(カフェ事業)」の2つを担当しました。

ペーパービーズ・ネックレス制作の事業では、孤児を抱えるHIV陽性のシングルマザーたちを支援しました。私もペーパービーズの作り方は知らなかったのですが、作り方を覚えて彼女たちへ作り方を伝えました。

思い出に残っていることは何ですか。

ペーパービーズ・ネックレス制作の事業に参加したシングルマザーたちが、少しずつスキルを身につけて、収入が向上して行くことを目の当たりにできたことですね。

彼女たちは、もともと農業をしていましたが、収入はわずかで、食いつなぐことがぎりぎりの状態でした。けれども、この事業に参加して得られた収入で、小さなビジネスを立ち上げるシングルマザーも生まれました。

現在このプロジェクトは終了しましたが、参加したシングルマザーたちはペーパービーズ制作を続けています。地域でペーパービーズを販売し、収益を得ることで、より良い暮らしを子どもたちに届けることができ、また子どもたちの教育に必要な本なども買うことができるようになりました。

HIVと共に生きるシングルマザーたちの暮らしは楽ではありません。ときに差別を受けたり、自分自身をさげすんでしまうこともあります。
それでも、内面を強く保とうとして、笑顔でいる彼女たちと活動することが、私のモチベーションにもなっています。

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