現地レポート

ケニアレポート ―新しいパートナー団体候補ともに地域の課題を分析する―

現在、3月から4月にかけて、ケニア、ウガンダに海外事業マネージャーの巣内が出張をしています。
ケニアでは、今後の活動にあたり、現地パートナーとなる候補団体との協議を進めています。

今回の現地レポートでは、そのうちの一つである、ヴィアジェンコ(Viagenco Community Development & Support Organization)をご紹介します。

ヴィアジェンコのスタッフたち

ヴィアジェンコはケニア国ホマベイ郡ルワンダ区に位置するNGOで、1997年に発足しました。貧困やHIV/エイズに影響を受ける家庭の生計向上をミッションにしています。孤児支援の経験もあり、現在では組織がプライマリースクールを運営しており孤児は学校に無料で通うことができます。また診療所の運営による利益は活動経費の一部となっています。20名のスタッフが日々、活躍しています。

ルワンダ区の街並み
ヴィアジェンコが運営するクリニック

今回の訪問では、家庭訪問のインタビュー調査から、地域の抱える課題を整理していきました。
ワークショップ形式で、プラススタッフとヴィアジェンコの孤児と弱い立場にある子どもの支援責任者、担当者の3人ですすめました。

まず、どのような背景、原因、状況が子どもの教育に影響を与えている可能性があるか、インタビューシートの中から分担して書き出していきます。」

次に、これらを、グループ化していきます。

さらにグループ間の関係を図式化し、どのようにして子どもたちが学校を中退しているのかを整理しました。

各問題について対処するような、既にあるサービス、支援(政府、NGO)を挙げ、どの分野での支援が足りないのか、カバーされていないのかを見ていきました。

そして見えてきたのは、子どもの教育に影響を与える可能性があり、さらに既存のサービスでカバーされていない分野として、
A.保護者の経済的な問題(仕事がない、仕事のためのスキルがないなど)
B.保護者の子どもの教育に対する態度の問題(学費に関する知識がない、子どもの教育に対するビジョンを描くことが難しい)
C.子どもの将来のビジョンとライフスキルの問題(子どもたちが将来のビジョンを描くことが難しい、ライフスキルが十分に得られていない)
が浮かび上がってきました。

これらの結果を、パートナー候補団体の代表者や役員メンバー、他の事業スタッフとも共有し、これらの3つをカバーする事業をどのように作っていけるか、これから協議をさらに進めていく事になります。

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