現地レポート

移り行く気持ち

ケニアの地を踏んでから、まる2ヵ月。
キスムでの暮らしが徐々に日常になっていきます。

無条件に惚れこむと思っていたアフリカという土地と開発の仕事。
2ヵ月経って、すこし客観的に自分の思いを整理できるようになってきました。

わかったのは、私はナイチンゲールでもマザーテレサでもなく、
自分のしあわせが大切な人間なんだということ。

以前はしょっちゅう感じていた「この現実をなんとかしなくちゃ!」みたいな
正義のヒーローのような気持ちが湧いてこないんです。

むしろ、「ケニアはケニア、このままが良い」と思う。
相手が変わりたいと願っていないのなら、
むりくりこちらから変える必要はないのではと思えて。

 

のどかな風景。大都会ナイロビの喧騒よりもずっと素敵。

もしかすると
“困窮”しているケニア人にお金をせがまれる、みたいな
衝撃的な場面に遭遇していないから、
気持ちが掻き立てられないのかもしれません。

ただ、衝撃的なことがなければ気持ちが揺さぶられないなんて、
その程度の想いでいいのかな?と逆に疑問が湧いてきます。

先週末、キスムのインペリアルホテルで
濃厚なカフェモカ(それでも150円くらい)を飲みながら
外国人向けのファンシーなケニアの恩恵を受ける自分に
自問自答したのでした。


小さな売店前にむらがる男性陣。この奥にはTVがあるんです!


無料配布されて余ったのか、有効活用されていないマラリア防止の蚊帳。

自分の夢をしっかり見つめ直す機会に感謝。

現地インターン
上坂明日香