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【Weekly News】ケニア:病棟しかしらないエイズ孤児

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9歳のヨブ君が知っている「家」は病院だけ。
2年間変わらない遊び友達も病院周辺に住む子どもたちだ。
彼が栄養失調で病院に入院したのは2005年8月。
両親をエイズで失っていた彼には治療費を支払えないだけでなく、
連絡先となる家も、彼を引き取る親戚もいなかった。
HIV感染が分かったのもこの時だった。
2年前、栄養失調でノミにたかられていたヨブ君を入院させた。
幾度も病に侵される彼に同情し、
親戚が彼を引き取ることに躊躇していたこともあって
病院が彼を受け入れることになった。
精密検査の結果が出てないので、まだヨブ君への抗レトロウィルス薬の投与は始まっていない。
これまでは食事やビタミンの摂取によって体調を維持してきたが、
状態が好転する兆しは見えない。
病院は、検査結果が出る数週間以内に薬の投与を検討するとしている。
ヨブ君の衣服はキスム・インターナショナル・スクールの学生たちが
先日彼を訪れたときに寄付したものだという。
友だちと遊べる学校に通いたい思いが強いヨブ君だが、
通学もまばらになってしまっていたために、今では学校にも行けなくなってしまった。
なぜ自分が病院にいるのかまだ理解しきれていない彼だが、
勉学に対する意欲は高く、将来は指導者になることを希望している。
病院は、陽気なヨブ君の日常をより自然に近いものにするため、
彼の友だちが病棟に入って遊ぶことも許可している。
明るい性格のヨブ君と遊ぶ友達がいる一方、ヨブ君がHIVに感染していると知るやいなや、
病院周辺に住む親の一部は子どもを彼から遠ざけた。
ヨブ君にとって、いつもガラガラと邪魔をする頭痛が悩みの種。
彼を苦しめる皮膚病も認識しているだろう。
だが、何がこれらを引き起こしているかは理解できていない。
しかし、ヨブ君の溢れんばかりの笑みは
病院周辺に住むHIV感染者や入院患者の希望となっている。
同時に、その笑みは若い時期に両親を失い、
苦しみを理解していないエイズ孤児の象徴でもある。
原題:Young Aids Orphan At Home in Hospital Ward
日付: 03 July 2007
出典: allafrica.com

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