PLASの現地活動プロジェクト-FLOWER現地レポート

ケニアレポート|「カウンセリングが力に」4人の子育てをするシングルマザーの言葉

PLASが手掛けるプロジェクトの1つであるFLOWER(生計向上とキャリアプランニング支援事業)。この事業はJICA草の根協力事業として行なっており、子どもと保護者の未来をつくるためのカウンセリングと、農業支援による生計向上を行なっています。

 

今回は、受益者の一人、フローラさんのカウンセリングへの想いをお聴きしました。

 

 

4人の子どもを持つシングルマザーの子への想い

フローラさんはFLOWERプロジェクトで支援を受けている保護者の一人です。

フローラさんは41歳、4人の子どもを持つシングルマザーで、カスグンガ地域東部のワンガ村に住んでいます。2011年に夫がHIV/エイズが原因で亡くなり、彼女自身もHIV陽性です。

長女のヴァイオレットさん、次男のオースティンさん(小学7年生)、三男のチャリティさん(小学4年生)、そして小学2年生の子がいます。

子どもたちがそれぞれの人生でやりたいことがやれるようにと、日々一生懸命なフローラさんは、近くの農場で非正規雇用で働いています。

 

月給は日本円で2790円程。(現地通貨で2,500KES

4人の子どもたちを育てるにはあまりにも少ない金額だ」と言います。生活には教育費だけではなく、食費や医療費など、さまざまなコストがかかります。とても十分だとは言えない金額なのです。

フローラさん自身がどんな子ども時代を過ごしたかを聴いてみると、貧しさから小学7年生のときに中退をしたそうです。学費が払えなかったことが理由です。小学校さえ卒業できなかったフローラさんは「わたしはもっと給料の良い仕事に就くことはできないの」と言います。

一方で、自身の学歴が低いという現実が、自分を駆り立てるとも語ってくれました。子どもたちがより良い教育を受け、人生の目標や将来の夢を叶えられるように、一生懸命働いているのです。彼女はヘアドレッシングと洋服の仕立て業の技術を持っているので、サロンや仕立て屋を始めたいそうですが、現在は起業資金がないことが課題だとも話してくれました。

 

 

 

「カウンセリングが大きな力になる」

現在、フローラさんと次男のオースティンさん(小学7年生)がFLOWERプロジェクトで支援を受けています。

「このような重要な情報は、オースティンだけでなく、他の3人の子どもたちにとっても、より良い親になるために役立つと信じています。また、オースティンや他の子どもたちが教育費の問題に直面しながらも、いつか打開策が見つかり、中学に入学できることを願っています。」

 

フローラさんは、「長女のバイオレットの教育のために義理の兄から受けた支援を除けば、それ以外の支援はだれからも受けたことがない」と言います。今回支援を受けることになり、とても喜んでくれました。

 

モノやお金の支援を望む保護者が多いのですが、フローラさんは「カウンセリングが大きな力になる」と、特にカウンセリング・セッションに期待しているそうです。

(写真:カウンセリング中のベナードさんとフローラさん)

 

こうした活動が出来るのは日本の皆様の温かい支援のおかげです。

継続的に活動を応援、支援してくださる方がいらっしゃいましたら、PLASのマンスリーサポーターをご検討いただけますと幸いです。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

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