PLASの現地活動ご寄付・ご支援について現地レポート

ケニアのママと子どもたちの変化~これまでのクラウドファンディングの「その後」1/2

現在PLASではクラウドファンディングを実施していますが、

「エイズと共に生きる、ウガンダの若者の未来をつくる職業訓練を!(画像をクリックするとプロジェクトのページが開きます)」

 

以前にも同様にクラウドファンディングでご支援をいただいたことがあります。
その時の事業は、今どうなっているのでしょうか。

今回は、クラウドファンディングの「その後」のことをお伝えします。

 

 

「エイズによる貧困の連鎖からの脱却へ。ケニアのママを支えたい!」

2016年10-12月
Readyforで実施
プロジェクトのページ

このプロジェクトでは、2つの事業を実行しました。

  • 1つ目は、シングルマザーたちがスキルを身につけ仕事をつくり、経済的な自立と子どもの継続した就学を目指す「生計向上支援」。
  • 2つ目は、ママたちが子どもの教育や就学を適切にサポートし、子どもたちが将来の計画を立て、自信を持って勉強を続けられるようサポートする「カウンセリング・キャリアプランニング支援」。
カウンセリング事業に参加するママとカウンセラー

クラウドファンディングでは、242名の方から479万円のご支援をいただきました。

ご支援のおかげで、2017年9月までに2つのパートナー団体とともに、76家庭、163人の子どもたちに支援を届けることができました。

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自分の仕事をもつということ
~「生計向上支援」に参加したお母さんたちの変化~

2017年1月に開始した生計向上支援は、シングルマザー9家庭が養鶏ビジネスに参加し、現在は17家庭が農業ビジネスに参加。
支援を受けた家庭の子どもたちは113名にのぼっています。

養鶏事業では、ママたちは研修を受け、鶏舎づくりからスタートしました。
鶏舎は、PLASがすべて作るのではなく、ママたちも建設に必要な資金の一部を出したり、鶏舎づくりもできるところは自分たちで作業します。
「自分のビジネス」としてより意欲的に参加しやすくなるのです。

鶏舎の前に立つママと子どもたち
○鶏舎の完成とヒナの到着

2017年5月、鶏舎が完成。
6月には、それぞれの家庭に100羽のヒナが到着しました。

ママたちは大喜び。
3人の子どもを育てるヘリダさんは、大事なヒナが気になってしばらく夜も眠れず、2時間おきに様子を見に行って寝不足だったと話してくれました。
9月からは鶏の販売がスタートし、養鶏事業に参加したママたちの手で11月までに366羽の鶏を売ることができ、総売り上げは約14万円になりました。

 

○ママたちの学びと、今後に向けて

養鶏を始めてからというもの、近所の人がママたちに話かけてくるようになりました。
ママたちは、養鶏について学んだことを近所の人に教えたり、子どもたちにも養鶏の飼育方法を教えることができ、「誇らしかった」と話すママもいました。

HIVと共に生きながら一人で子育てするママたち。
たくさんの壁にぶつかりながらも、小さな成功体験を積み重ね、「自分にもできることがある」と自信を持てるようになったママたちを、私たちも誇らしく思います。

今年1月には、養鶏事業での学びをママたちが振り返り、発表し合いました。

養鶏事業で学んだことをまとめるママたち
養鶏事業で学んだことをまとめるママたち

そして、3月からは養鶏のノウハウを活かして、PLASの支援に頼らずママたちだけでビジネスを回しています。ママたちが前向きに挑戦しながら、どんな学びを重ねていくのか楽しみです。

 

 

(次回「「子どもの夢を、全力で応援したい」―ママたちの変化が子どもの未来を切り拓く」に続きます)

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