PLASの現地活動現地レポート

「自分と父親の関係を繰り返したくない」シングルマザーへのカウンセリングで見えてきたこと

子どもたちが健やかに育つために、保護者に働きかける

今日はケニアのホマベイ郡のライフプランニング支援をうける、ある保護者の方のお話です。

事業では、地域の30家庭の子どもと保護者にカウンセリングの提供を行っています。

小学校高学年の子供に対してキャリア発達を促すカウンセリングを実施。また保護者には子どもの発達や進学、会計管理に関するカウンセリングを提供しています。


(写真:子どもへのカウンセリングの様子)

幼いころの父の記憶

エリザベスさんはこの事業に参加するシングルマザーの一人です。

エリザベスさんは小学6年生の時に妊娠しました。それを知った父親は激怒し、それから冷たくなってしまいました。

その後エリザベスさんは小学校を中退してしまい、結婚しました。

しかし、結婚相手は酒飲みで働かず、小さい子どもを抱えた彼女が一人で家計を支えました。その後しばらくして、夫はなくなってしまいました。

エリザベスさんは、父親とよい関係を築けなかったことがずっと心に引っかかっています。

そのせいか、自分と子どもの関係にも自信を持てずにいました。


(写真:保護者へのカウンセリングの様子。木陰で実施することもあります。)

自分と父親のような関係を、自分の子どもには繰り返さない

カウンセリングを受け、エリザベスさんはこんな話をしてくれました。

「父親のような関係を、自分の子どもには繰り返したくない。」

「性教育も子どもにとっては必要な知識です。事業で学んだことを子どもたちに伝えていきたいです。この事業に参加できたことを、心から感謝しています。」

カウンセリングでは、保護者が高学年の子どもたちが身体的、精神的発達についても学ぶ機会があります。またコミュニケーションスキルなども学んでいます。こうした知識やノウハウを思い出しながら、子どもたちと自信をもってコミュニケーションをとれるようになったそうです。


(写真:保護者の方は、生い立ちや子育ての悩みまで、様々なことを話してくれます。)

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