現地レポート

ケニアレポート-住民に主役になってもらうための秘訣・2-

キスム事務所でインターンをしています、石田です!
3か月間のインターン生活は本当にあっという間で、残すところあと数日となってしまいました。

今回も前回のレポートに引き続き、「住民が主役!」をプラスがどのように創ろうとしているのか、業務を通して学んだその秘策?の一部をご紹介させていただきます。

前回のレポートで「住民に自信を持ってもらうこと」が、住民が主役となるための秘訣だとお話ししました。
自信を持ってもらうためのきっかけ提供の場として、月に一度、啓発リーダーが集まる月例反省会があります。

月例反省会では、
1.達成できたこと
2.課題点
3.課題点の項目で挙がった事柄への対応方法
をみんなで話し合います。


月例反省会の様子。この日はなぜか一列に並んで話し合いが行われました。

最初に達成できたこととして挙がってくるのは「対象グループの人たちが啓発活動の実施を喜んでくれた。」などの意見。
でもそこから「なぜグループの人たちが喜んでくれたと感じたのか?」などと具体例を引き出すような言葉をかけるだけで素敵なエピソードが湯水の様?に湧き出てきます!!

例えば、ある啓発リーダーからはこんなストーリーを聞くことが出来ました。

ある母親から10代の娘に避妊をさせたいとの相談を受けた。この母親は娘のために薬局で薬を購入しようと考えていたが、私はこれでは娘が自分自身にあった薬を飲むことはできないのではないかと思った。
そして避妊だけではなく、性交渉を行うことによるHIVや性感染症のリスクを考えたとき、薬局で薬を購入するより、まずはコンドームを正しく使用して性交渉をすることを勧めた。

個々の体調にあった薬を飲むべきと判断し、それに加えてHIV感染予防も考慮した的確な対応です。

このように自分がとった対応方法を他のリーダーたちと共有することを通して、改めてその対応方法を振り返り、周りからそれを評価してもらう、もしくは必要があれば改善策を一緒に考える。こうすることで1人では気がつかなかった自分の凄さ!に気が付かされるのです。

現地事務所のすぐ近くに幼稚園があります。私が少し事務所から出ると10人くらいの子どもたちが一列に並び声を揃えて「ムズング、ムズング、ハゥーワーユー?」とひっきりなしに叫んできます。ムズングとは現地の言葉で「外人」という意味です。キラキラした子どもたちの笑顔は素敵で愛おしく、この子たちのために何かできたらと心の底から感じました。

現地住民と寄り添って活動するプラスでインターンさせていただいたからこそ、住民が持つ考え方や課題をたくさん見て、聞いて、話して、思いっきり知ることができました!


自宅近くにあるマーケット。

インターン生活を一緒に過ごして下さったキスム事務所の皆様、このような機会を与えてくださったプラス関係者の皆様、そしてプラスをサポートして下さっている皆様、これまで本当にありがとうございました。今後はプラスのサポーターとして皆様と関わっていけたらと思っておりますので、これからも末永くよろしくお願い致します!


休日に訪れたインパラ保護区で。

<文責:石田>

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