PLASの現地活動現地レポート

ケニアレポート -住民に主役となってもらうための秘訣-

3月下旬よりキスム事務所でインターンをしています、石田です。

私が知りたかった「住民に主役となってもらう」プラスの活動の秘訣。
日々の業務を通して少しずつ見えてきました。
今日は「翻訳」の業務から見えてきたその「秘訣」の一部を紹介したいと思います。
(ちなみに翻訳しているのは、啓発ワークショップ毎に啓発リーダーが作成する報告書、そしてその様子を現地スタッフがまとめた観察レポートです。)

(左)啓発リーダーが作成する報告書
(右)現地スタッフがまとめた観察レポート

活動の秘訣、それは「活動に関係する人全員に自信をもってもらうこと」だと私は感じています。例えば、啓発リーダーは、自分の行っていることが地元の役に立っているとか頼られていると感じることで、それが楽しさや喜びになれば、プラスなしでも自分たちで活動を続けたいと思うモチベーションにつながるはずです。

「お、これは啓発リーダーが自信を得た瞬間なんじゃないか?」と私が思った場面をご紹介します。

啓発ワークショップには必ず質疑応答の時間が組まれていますが、その中でこんなやりとりが記録されていました。

参加者:夫婦の一方がHIV陽性、もう一方はHIV陰性。これはどうして起こるのでしょうか?
啓発リーダー:このようなことは起こり得ます。この場合、夫婦の一方がHIVの受容体を持っていない可能性があります。詳しい情報については、医療機関の医師に相談してください。

HIVの受容体とは何?翻訳する私は焦って必死に調べました。
啓発リーダーは現地スタッフが作成したマニュアルからこうした知識を得ています。こんなことが近所のみんなの前で言えたらみんなびっくりなんだろうなーと感じました。

活動地には私の宿敵ウガリ(こちらで一般的に食べられているトウモロコシの粉を練った食事)の原料となるメイズがたくさん植えられていました。これがウガリでなければ最高の景色でした。

そして、こうした活動の積み重ねで次のような結果が生まれるのです。
以下は現地スタッフの考察です。

“啓発リーダーが以前よりも自信を持って啓発活動行うようになった。特に啓発リーダーの○○は、25分間、議題について話したが、以前に彼女がここまで長く話すことはなかった。”

なるほど。こうやって自分に自信を得て、やりがいを感じてくれれば次につながるのかもしれないと感じました。

来週には啓発リーダーが集まる月例反省会があります。自信ありげな啓発リーダーの皆さんにお会いできることを今から楽しみにしています。

自信ありげな啓発リーダーの皆さんに会えました!
今回月例反省会を行った会場。
公共の教会だそうで中はとても広かったです。

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