現地レポート

ケニアレポート -3代目新しいインターン生の紹介-

こんにちは、3代目インターンの金井です!
今月の頭からキスム入りし、現地インターンとして活動しています。
今年は日本は例年以上に冷え込んでいるようですが、ケニアは毎日からっとしたお天気でとても気持ちがいいです!

今回が初めての現地レポートですが、今日は私がなぜHIV/エイズに興味を持ったのかお話ししたいと思います!

名前こそ聞いたことはあったものの、どういう病気なのかよく知らなかったエイズ。
そんな私に転機が訪れたのは、大学3年生のときでした。
私はアメリカの大学に通っていたのですが、あるクラスの課題の論文を書くためにいろいろな文献を読んでいたとき、たまたま目が止まったのが、HIV/エイズに関する文献でした。今までどこか遠いものだと思っていた病気だけど、アメリカにも、日本にも、こんなに陽性者がいる・・・ 気になり出すと止まらない性格の私は、論文なんてそっちのけでHIV関連の本を手当たり次第読み、その後も医療従事者を対象に開催されている感染症の講義に参加したり、HIV陽性者を支援する団体でボランティアとして働くようになりました。

ボランティア活動では、HIV陽性者への食料供給や学校や医療施設での啓発活動を行っていたのですが、陽性者の方々と触れ合う時間も多く、時間が経つにつれて彼らは自分のことを話してくれるようになりました。

そのうちの一人がエディ。
エディはある日、学生時代の性交渉が原因でHIVに感染したこと、スティグマと差別によって孤立したこと、その後、陽性者のコミュニティの中で居場所を見出したことを話してくれました。
日和見感染症などの合併症で20キロ以上痩せたというその細い腕で、バッグの中から何種類もの薬を取り出して、「毎日これだけの薬を飲まなくちゃいけない。それでも僕は、死という終着駅へ向かう電車に乗っているようなものなんだよ」と話してくれた彼の表情を今でも覚えています。陽性者グループの友だちが一人、また一人と亡くなり、毎週のように喪服を着る。それが悲しくて、HIV陽性者を減らしたいと思うようになったというエディは、「命ある限り啓発活動を続けていく」と、各地で精力的に活動を行っていました。

そんなエディの姿に影響されて、私も「正しい知識を広めたい、スティグマや差別を減らしたい」という思いが強くなっていったのでした。

現在、キスム事務所で現地スタッフの書いた報告書を翻訳する作業を行っていますが、地域住民の声にはこんなものもあります。

(地域内でHIVに対するスティグマにより苦しみ死んだ者が多かったため、住民は活動内容に満足していた)

HIV/エイズを正しく理解する人が増え、HIV陽性者もスティグマや差別を感じることのない地域に近づくよう、活動のお手伝いができればと思いながら働いています!

(月例反省会中の現地スタッフと啓発メンバー)


(反省会に参加した啓発メンバー)

文責:金井 あや

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