アフリカの日常現地レポート

雇用創出 vs. 効率化

初めてケニアのスーパーに行った時、レジの人員配置が多くてびっくりしました。

レジ打ち担当1人、ビニール袋に品物を入れる担当1人、この2人がペアになって各レーンに配置されています。

野菜コーナーには、野菜の重さを量る人がいるし・・・
とにかく、日本のスーパーを見慣れている私からしたら必要以上に沢山の人が働いているんです!!

スーパーに限らず、レストランでも店頭の警備でも手持無沙汰のスタッフをよく見かけます。
みんな楽しそうにおしゃべりしたり、昼寝したり、Facebookみたり、思い思いに時間を潰しているからまぁ良いのかもしれないけれど・・・
「働くってこんなに楽ちんでいいのかい?」と疑問を抱くこともしばしば(笑)

必要以上に人件費を払うくらいなら、設備投資したうえで適切な人数を雇う方がよっぽど費用対効果は高い気がするけれど、ここケニアに居ると改めて“機会が人間の仕事を奪ってしまう”恐ろしさを感じます。

ケニアの失業率は(ちょっと信じがたいですが)おおよそ40%。
そのうち64%が働き盛りの若者。人口に対して圧倒的に少ない雇用口。
だから、私が日々の生活の中で見かける暇そうな店員さん達にとっては、高給な仕事ではなくても雇用されていること自体がラッキーなのでしょう。

伝統的な家畜などの物々交換に代わって現金収入が主流になりつつあるケニア。
サービス業の占める割合がどんどん大きくなるケニア。
テクノロジーもどんどん発達しているケニア。

色んな変化が起こる中で、世界中の若者同様、ケニア人の若者も良い仕事に就くために自分自身の能力を高める必要性に迫られるのだと思います。

でも・・・、
あんまりやることもなく、同じく暇な同僚らとおしゃべりに花を咲かせる中で自分自身の能力を高めていけるのかは謎。

「仕事が最高の学びの場」が成立することがいかに幸せなことなのか、ケニアの雇用事情をみていると色々と考えさせられます。

参考:
Mwalulu, Jackson. “Kenya: Arresting Youth Unemployment At Once Should Be A Priority; Here’s How.” allAfrica.com. 24 April 2012.


きれい。空はずっと変わらないでいてほしいな。

現地インターン
上坂明日香

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