PLASの現地活動

ジャパンクオリティをアフリカで求める

このブログ、先日からインターン生も書き始めました!是非チェックしてくださいね♪
嬉しいことに、ケニアにいる現地インターン生も書いてくれることになったんです!

インターン生の上坂が個人的に開設しているブログ「Silazima kitu bora utu~エイズ孤児支援NGO PLAS現地インターン生の毎日~」の記事を転載する形で、掲載をしています。

最新の記事は、「叱るということ」です。

現地での現地スタッフとのコミュニケーションや、仕事の仕方についての悩みが素直につづられています。
「叱る」という言葉はちょっときついかもしれませんが、この言葉に込められているのは、現場で現地スタッフと共に一貫した姿勢で仕事をすることの大切さと、その難しさです。
これは、多かれ少なかれ、現場で仕事をするときに、みんなぶち当たる壁なんじゃないかと思うんです。


*注*別にこの写真、壁にぶち当たっている会議の様子というわけではありません(笑)

日本の仕事の仕方、仕事のクオリティを、現地スタッフに求めることは、時として彼らにとっては酷なことかもしれません。
けれども仕事の質は落とせない。落としたくない。

ウガンダで1964年からビジネスをされている、フェニックス・ロジスティクス社の柏田雄一社長からこんなお話しを聞いたことがあります。例えば「遅刻をしない」という基本的なことから日本と同じクオリティを求めていくことが大切で、根気強く習慣を変えていかなければならない。

度重なる遅刻…。
雨が降れば誰も会議にやってこない…。
日本人から見たら、「ぜんっぜんできてない!!」ということでも、現地スタッフにとっては「うまくいった!サクセス!」という状況…。
ウガンダやケニアでは、当たり前のようによくあることです。

そんな中で、日本のクオリティを求めるのは、並大抵のことではありません。とりあえず嫌がられること間違いなしです。(笑)
それでも、根気強く、時には譲りながらも、高いクオリティを求めていくことが必要です。
そしてさらに大切なことは、それをすべての現場に出るスタッフが、一貫した態度で示すことです。

そんなことを考えた一日でした。

現場で日々頑張ってる現地インターンのうえちゃん(上坂)、「これまで破れなかった殻(うえちゃん談)」を、自分なりに思い切って破ってみてね!そしてわからないことはなんでも駐在員の谷澤に聞いてみること、です!

門田瑠衣子