現地レポート

Rain is blessing. ~恵みの雨~

先日、監査報告の仕上げのためにナイロビへ行ってきました。

プラスのケニア事務所は首都ナイロビにあると思われがちなのですが
ナイロビからず~~~~~~っと西側のビクトリア湖畔、キスムという町に構えています。

バスだとナイロビからは平均7~8時間かかりますが、飛行機だとたったの45分。
7~8時間というのはあくまでも平均時間ですので、
バスの場合は道路工事や車体の故障などで10時間近くになったりすることも。
キスムに到着する頃にはお尻が痛くなっております。。。

今回は時間に追われていたので(ラッキーなことに)飛行機での移動。
プロペラ機でしたよ~

上空からケニアの大地をぼ~っと眺めていてふと気づくと
眼下には青々とした畑(田んぼ?)が広がっていました。

この辺りは灌漑が整備されているのでしょうか。
キスム方面は雨期直前でカラカラに乾いていますので、
こんなに青々と、しかも区画が整理されているのには驚きました。
民家が見あたりませんので、どこかの会社の敷地なのかもしれません。

ケニアではまだまだ天水農業が一般的ですので、
作物の出来もその年の降雨状況にかなり左右されてしまいます。
以前は定期的に降っていた雨も、気候変動で予測不可能になってきてるんだとか。

こちらの人はよく”Rain is blessing.”と言います。
土砂降りで停電になろうと、雨漏りがしようと、暴風で屋根が吹っ飛ばされようと、
彼らにとって雨は恵みそのものなのです。

日本の梅雨とはまた違ったケニアの雨期、これからは停電が多くなりそうですが
一刻も早く雨が降ることを願うばかりです。