現地レポート

ウガンダレポート ―順調な学校建設、全工程の半分を完了―

前回でのウガンダレポートでもお伝えしたように、8月から学校建設作業が始まりました。今回は8月15~28日にかけて実施されたウガンダワークキャンプ(A日程)での進捗状況も含めてお伝えします!


建設作業開始前の様子

ワークキャンプA日程では5教室目の壁面上部に鉄筋コンクリート製のハリを設置することが到達目標でした。ワークキャンプ開始前に予め基礎工事を終了していたので、ボランティアのみなさんには主にモルタル(セメントと砂を混ぜたもの)やコンクリート(モルタルに砂利を混ぜたもの)を使いながらレンガを積み上げて行く作業に協力してもらいました。


コンクリート作り

ウガンダの地方でコンクリートを使用する場合、日本のようにコンクリートミキサー車を使用することはほとんどありません。今回の学校建設では、大工さんとボランティアが手作業でコンクリートを作ります。水を含んだセメントや砂利は重く、混ぜるだけでも重労働!初めて経験する日本人ボランティアにとっては大変な作業でした。


ワークキャンプ中盤で降ったヒョウ

今回も重労働が多い建設作業ですが、作業を進めるうえで雨は大敵。まだ雨季ではありませんが、近頃は天候の変化が激しく、午後から強い雨が降り続くことも珍しくありません。ワークキャンプ8日目にはまるで台風のような強い雨とともにヒョウまで降りましたが、建設作業は午前中に集中しているため、大きな影響はなく作業を進めることができました。


4教室目の屋根設置作業

慣れない作業が多い中、日本人ボランティアもウガンダ人ボランティアと協力しながら取り組んでくれた結果、無事に目標のハリ設置まで完了!昨年建設した4教室目の屋根設置作業も並行して行い、こちらも完了しました。


ワークキャンプA日程終了時の様子

今後は9月5日から始まるワークキャンプB日程開催前に4教室目の床張り作業を実施し、9月末には5教室目の屋根と床張りが完了する予定です。今回紹介しきれなかった建設作業の写真はこちらのフェイスブックページにて公開しているので、ぜひチェックしてみてください!

(文責:大島陸)