PLASの現地活動

2010年ウガンダワークキャンプの事前研修を実施しました

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7月3日(土)、4日(日)の2日間、NPO法人日の出太陽の家ボランティアセンターにて、2010年ウガンダワークキャンプの事前研修を実施しました。

ウガンダワークキャンプは、2010年8月と9月の2回、プラスの事業地であるウガンダ共和国ルウェロ県の小学校で開催されます。2回のワークキャンプへの参加者25名超が今回の事前研修に参加しました。全国各地から集まった、大学生2年生から社会人まで様々な参加者が、この日初めて顔を合わせました。

事前研修初日は、レクリエーションの後に、HIV/エイズ、エイズ孤児の基礎知識、プラスの活動、ウガンダの概要などを学びました。また夕食のカレー作りでは、「最初の30分間は英語だけしか話さない」とルールを設け、英語が公用語となるワークキャンプの雰囲気を実感しました。

初日の最後には、参加者の人生を振り返りながらワークキャンプへの参加動機を整理するワークショップを実施しました。「もっと視野を広げたい」、「自分の軸を見つけたい」、「いつか途上国で助産師になりたい」など、参加者それぞれにワークキャンプへの想いがありました。

研修2日目は、「エイズ孤児に学費の負担を求められたらどうするか」をテーマにディスカッションを行いました。「あげても根本解決にならない」「最初の一歩になる」など、参加者は頭を悩ませながら真剣に議論しました。

最初は緊張した面持ちだった参加者も、2日間の研修を終える頃にはすっかり打ち解けていました。そして、ワークキャンプへの理解、期待も高まりました。

参加者ひとりひとりにとって、そして現地の子どもたちにとって、意味のあるワークキャンプを目指し、参加者・スタッフともども今後も努力していきたいと思います。

最後に、今回の事前研修では、知的障害者への支援を行うNPO法人日の出太陽の家の皆様に、入浴や洗濯などにおいてご協力を頂きました。ありがとうございました。

(報告:川嶋大介)