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【Weekly News/2008-07-02】ジンバブエ:NGO活動停止で孤立する子どもたち

6月5日にジンバブエ政府が非政府組織(NGO)の活動中止を通達したことで数万の子どもの命が危険にさらされている。
多くの子どもがNGOによる支援に依存している現状では危機的状況だ。
NGOの活動を通じて支援を続けてきたユニセフはHIV/AIDS関連の支援も含め18万5千人の孤児たちを支援していたが、そのすべてが6月5日に中止されてしまった。
食糧不足と物価高騰が問題となっているジンバブエでは6月27日に実施される大統領選挙に向けたデモなどで暴動も頻発している。

特に地方での暴動は過激さを増す一方だ。
ユニセフの広報官は「冬にこのような不確実な状況が続くとなれば、子どもたちは政治工作の犠牲になりかねない」と述べている。
ユニセフは国連緊急援助調整官のジョン・ホームズを通じて国連安保理にこの事態を報告、深刻なジンバブエにおける人道危機を国際社会に訴えた。
総人口の約3分の1にあたる400万人がNGOを通じた支援を必要としている。

原題: Hundreds of thousands Zimbabwean children at risk after aid ban
日付: June 13, 2008
出典: UN News Service
URL : http://www0.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=27028&Cr=zimbabwe&Cr1=

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