現地レポート

2000円あったら…

今日買い物帰りに、前に話したことのあるケニア人の男の子とばったり遭遇。

17歳ぐらいにみえるあどけない顔の少年で、
以前も道を歩いているときに「Hello.」と声をかけられたのがきっかけ。

なかなか離れてくれなかったから、家を知られちゃいけない私は、
大して用もなかったけどマーケットに寄り道しました。
たった30分かそこらだったけど、洋服選びを手伝ってもらったりして。

その時は、最後はお互い良い気持ちでバイバイできたんだけど(hopefully)
今日の会話は心にひっかかってます。

だって、今日はお金の話をされちゃったから。
胸の調子が悪くて病院に行ったんだけど、治療に2,000kshかかるから
そんなの払えなかったよ、って。

家族は?と聞いたら、
「お父さんだけ。でも田舎に残ってるから、キスムではひとりで暮らしてる」

猜疑心でいっぱいの私は、ひととおり話を聴いたあと
「お大事にね。良くなるように祈ってる。」としか言えず、逃げるように帰ってきました。

彼は私がお金をくれることを期待してたかな。
たとえそれが嘘だったとしても、ちょっとくらいはあげた方が良かったかな。
どうしよう、本当だったら。本当に困っていて、頼みの綱で私に話しかけてきていたとしたら。
それに、払ってほしいなんて一言も言っていなかったのに、
そうやって勝手に解釈したのは私自身なのに。

こんな時、冷たい態度であしらってしまったこと、
日本人のイメージを悪くしてるだろうなってふと頭をよぎります。

ケニアでは、おふざけ半分なのか本気なのか
しょっちゅう中国語(イントネーションを真似てるだけだけど)で話しかけられるけど、
もういっそのこと日本人であることを告げないほうが、私のせいで日本のイメージ
を悪くしちゃうよりいいんじゃないかとさえ思えてくるのです。

途上国で日本人でいることが
結構神経のすり減ることだなんて。
まぁ、考え過ぎなのかもしれないけれど。

現地インターン
上坂明日香