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【Weekly News】ケニア:HIVの危険性に対して未熟な大学新入生

大学の新入生たちはキャンパスライフと共にやって来る自由と挑戦を楽しみに入学するが、澱んだ大人の性的関係の渦に巻きこまれてしまう若者が少なくない、と研究者たちは言う。

「最近の研究では、(ケニアのエジャートン大学における)新入生のうちの70%はHIVの感染経路を知っているが、彼らの約90%はHIVに関するセミナー等に一度も参加したことがない」と、同大学でHIV/エイズ問題を担当するキボアー氏は言った。

ケニア人口統計・健康調査2008/2009年度によると、女性の47%、男性の58%が、多くの若者たちが大学に通い始める年齢である18歳までに性交を経験している。

マーシーさん(仮名)は、婚前交渉の禁止を強く信じるキリスト教徒だったが、ある男子学生と出会い結婚を約束、彼と性交をした。
「彼は、私と結婚するからと言って私を説得し、彼もまたキリスト教組合の忠実なメンバーだったので私は彼を信頼していた」と彼女は語った。マーシーさんとその恋人は大学内でHIV検査を受け、その際は二人とも陰性だった。

マーシーさんは、恋人に対して貞操を守ったが、3年生の時に気分が優れないと感じ始め、HIV検査を受けた。

「私は、自分がHIV陽性であると分かり、失神した。信じられなかった。私は結婚前に性交をした事を後悔している。このことはまだ両親には伝えていない」と彼女は言った。

新入生の女生徒たちはしばしば、彼女たちの性的経験の無さ故に比較的HIV感染のリスクが低いとみなされ、年上の学生たちによって性的関係のターゲットにされることが多い。

マークさん(仮名)は、3年前に大学に入学して以来、4人の別れた恋人と複数回のコンドームなしの性交をしてきたにもかかわらず、検査結果はHIV陰性だった。「自分がHIV陰性だったのは、新入生の女子学生とばかり付き合ってきたからだ。もし私が大学2年生や3年生の学生と付き合っていたら、自分はきっと陽性だっただろう。」と彼は語った。

2009年度にケニア国内の大学が実施した性に関する調査で、性交時に毎回コンドームを使用すると答えたのは、学生のうちわずか15.8%だと分かった。約77%の学生は一回以上コンドームを使用した事があると答えた一方、推定22.5%の学生は一度もコンドームを使用した事がないと報告された。

学生の中には、性交が学費を払ったり、家に仕送りをするための手段でもある。高等教育ローン委員会は学生に貸し付けをするが、多くの学生たちはそのお金を実家に仕送りし、性的パートナーからの贈り物や現金で生活していると言われている。

大学側はHIVの脅威を深刻に捉え、新入生オリエンテーションの一部にHIV教育を盛り込んでいる。
エジャートン大学の医療役員チーフのワクベ氏は、「入学の数週間後には多くのカップルがHIV検査を受けにくる。彼らの検査結果が陰性であれば、彼らはコンドームなしの性交を始めて良いのだと捉えてしまう」と言った。彼は、エジャートン大学に在籍する8,000人強の学生うち約3%がHIV陽性であると推測している。

大学内で活動しているNGOスタッフのジャクソン氏は、学生たちがHIV問題について心に留めておくための劇やコンサート、その他の活動を行っている。
「私たちは学生たちに情報を流す役割をしているが、どのような選択をするかの決断は完全に個人に委ねられている」と彼は言った。

(文責:米良真理子)
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原題:KENYA:University freshers often green about dangers of HIV
日付:October 5th,2011
出展:PlusNews
URL:http://www.plusnews.org/report.aspx?ReportID=93888
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