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【Weekly News】ケニア:支え合うHIV陽性の子どもたち

12歳の少年、ヨナはHIVに感染している。数年前に両親がエイズで他界。現在は祖母と一緒に暮らしている。祖母は、近所の人たちに彼がHIV陽性であることを話している。ヨナが周囲の人に理解してもらえるようにとの配慮だったが、ヨナを理解してくれる人は少ない。同世代の子どもたちも、ヨナを遊びに入れようとはしない。「一緒に遊んでも僕はHIVをうつさないことを知っている。でも、そう言っても信じてもらえない」。

3年前、彼に友達ができた。ケニア政府とNGOなどが進めているプログラム、ジンガシャ・マイシャ(スワヒリ語で“人生・生活スタイルをよく考えよう”の意味)。そのプログラムのサポートグループが、HIV陽性の子どもたちが同世代の子どもと出会える機会を提供している。子どもたちはお互いのことを話したり、薬の飲み忘れがないか確認し合ったりして、絆を深めている。

ケニア西部、ビヒガ県では最近、20以上のサポートグループがHIV感染した子どもたち、600名程の心と体のケアに従事している。600名のうちの8割には両親がいない。ケニア全体では、およそ17万人の子どもたちがHIVに感染しているようだ。

HIVの子どもたちを支えるサポートグループの一つ、EGPAFの現地調整員、オリウォ氏は、子どもたちが必要とするサポートは、HIV感染した大人たちが求めるサポートとは違うと言う。子どもたちには、差別や偏見がなく自由に友達と遊べる場所が必要。彼らが「独りぼっちじゃない」と感じられる場所や機会が必要だと、彼女は続ける。

小さい頃からHIV/エイズと向き合ってきた子どもたちは、大きくなった時、ピア・エデュケーターとして同世代の子どもたちにHIV/エイズを語ることができるようにもなる。サポートグループによって支えられて育つ子どもたちは、自分のHIVステータスを受け入れやすくもなっているようだ。

HIVに感染した子どもだけでなく、その家族にも教育活動を行うサポートグループもある。地域に根ざした活動を続けるサポートグループは、これからも、HIVや感染した子どもたちと向き合う上で、欠かすことのできない存在のようだ。

(翻訳:大場菜生子)

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原題:KENYA: HIV-positive kids get by with a little help from their friends
日付:December 31, 2010
出展:PlusNews
URL:http://www.plusnews.org/Report.aspx?ReportId=91504
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