メールマガジンバックナンバー

メールマガジン011(2007-02-28)

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P┃L ┃ A┃ S ┃ http://plas-uganda.org/
━┛━┛━┛━┛     2007/02/28/ 第十一号
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□■Positive Living through AIDS orphans Support■□
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INDEX

■ケニアワークキャンプについて

□ウガンダワークキャンプについて

■ボランティアのお願い

□アフリカ・エイズニュース

■編集後記
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□■ケニアワークキャンプについて

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2007年度・春季ケニアワークキャンプが2月12日から2月28日の期間で開催されていま
す。
私たち、エイズ孤児支援NGO・PLASはケニアのナイロビからバスで約10時間の田舎に
あるエイズ孤児が多く通う小学校を支援しています。
この学校には501名の子どもたちが通っており、そのうち231名が孤児で、この孤児た
ちの4分の3はエイズ孤児です。
学校では、学校と地域住民で農業を営み、農業から得た収入をエイズ孤児の制服代や
テスト代として活用するプロジェクトを計画しており、そのスタートアップをワーク
キャンプで行っています。
現在は子ども達と農作業をしたり、エイズの深刻な地域で子どもたちとエイズ啓発ド
ラマの企画などを行っています。
ワークキャンプ中のケニアから、キャンプリーダーである今村の報告をお届けしま
す。

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最近は、農作業をはじめました。
ほとんどの人が初めての農作業なので、とても張り切っています。
夜や昼にエイズのワークショップの準備をし、HIVエイズのミーティングもしてい
ます。
このキャンプが地域にどんな影響を与えるかディスカッションしています。
メンバーはとても個性豊かで活気のあるキャンプです。
毎日忙しいですが、充実しています。

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□■ウガンダワークキャンプについて

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ケニアワークキャンプに続き、2007年度・春季ウガンダワークキャンプが3月3日から
3月17日の期間で開催されます。
エイズ孤児支援NGO・PLASはウガンダの首都カンパラにあるBlessed
Primary&Nursery School(以下Blessed School)というエイズ孤児のための学校を支援
しています。
この学校は、首都の中でも低所得層が住みHIV/AIDSの蔓延が深刻な地域にあり、公立
学校で教育を受けられないエイズ孤児たちのために地域の人々によって運営されてい
ます。
今回で2回目となるウガンダワークキャンプでは、この地域で現地のボランティアと
日本人が約2週間生活を共にし、Blessed Schoolの子ども達の支援や地域のエイズ予
防啓発活動を行います。
ウガンダワークキャンプのリーダー服部からの現地報告をお届けします。

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こんにちは。スタッフの服部です。
春のウガンダワークキャンプの準備のために、参加者の方より一足お先にウガンダに
来ています。
今日は支援先学校を訪問しました。
前回のワークキャンプの写真をもって行ったのですが、子どもたちが集まって、
「これは○○ちゃん!」
「一緒に学校を建ててるところだよ!」
と、昨年のことを思い出して盛り上がりました。
かわいい子どもたちに再び会えて、とてもうれしく思います。
子どもたちの無邪気な笑顔が、活動のエネルギーだなあと感じました。

学校の先生方もワークキャンプを楽しみにしてくれているようです。
今回は、さらに地域の方の主体性を引き出せるような方法でワークキャンプを開催し
たいと思っています。
中盤に開催するワークショップでは、学校の先生方と一緒に、できるだけ多くの保護
者の方を巻き込めたらいいと思います。

昨日はJICAや日本大使館、あしながウガンダを訪問しましたが、とても親切にア
ドバイス等していただき、PLASは本当に色々な方に支えられているのだなあと実
感しました。
昨年の反省を生かし、ワークキャンプを成功させたいと思います。
今からワークキャンプが楽しみです。

今日は電気がつく日なのですが、ウガンダ人は、イギリスのサッカーリーグをテレビ
で見て盛り上がっています。
でこぼこの道や、周囲の「ムズングー!」と声をかけてくれる子どもたち・・・
準備をしながら、私自身ウガンダを楽しんでいます。
これぞウガンダ!
キャンプ参加者の方にも、全身でアフリカを感じてもらえたらいいなあと思います。

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□■ボランティアのお願い

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【中長期ボランティアのご案内】
中長期ボランティアとは現地のコミュニティーに溶け込みながら、2ヶ月から1年間程
度じっくり活動に取り組むボランティアプロジェクトです。
ウガンダとケニアでエイズ孤児の支援プロジェクトを展開しているエイズ孤児支援
NGO・PLASでは、現地に2ヶ月以上滞在し、日本と現地をつなぎ、私たちと共にエイズ
孤児のために活動してくださる中長期ボランティアを募集しています。

詳しくはこちらをご覧ください。
http://plas-uganda.org/blogjp/mtv.html

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□■エイズ・アフリカニュース

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【南部アフリカ:雨期がもたらす恩恵】
昨年は干ばつと凶作に苦しんだ南部アフリカだったが、今年の雨期はこの地の農民や
支援機関に今のところ恩恵をもたらしている。
ジンバブエに本部のあるSADC干ばつ監視センターは、12月から2007年2月まで
の最新の季節予報の中で、コンゴ共和国(DRC)のほとんどの地域で例年以上の降雨
量を予測している。
アンゴラ北部、ザンビアのほぼ全土、タンザニア南部、マラウィ、モザンビーク、ジ
ンバブエのほぼ全土、スワジランド東部、南アフリカ共和国の最東部も、同様であ
る。

http://www.janjan.jp/world/0702/0702129970/1.php

【赤十字が2007年の年次計画を発表】
●アフリカへの支援が全体の45%に
HIV/エイズについては、サハラ以南のアフリカを中心に拡大した被害をアジアなど他
の地域で繰り返さないために、そしてHIV/エイズとともに生きる人々の60%以上が居
住する南部アフリカでの活動のために、58億円規模の事業を計画している。
このHIV/エイズ対応をはじめ、アフリカでの支援が全体の45%、154億円規模と突出
している。

http://www.jrc.or.jp/active/news/1162.html

【たった1ドルのワクチンが、数百万の生命には「希望」】
●低開発国と途上国にワクチン普及
今年で設立10年を迎えるIVI(国際ワクチン研究所)は、伝染病予防のワクチン
を研究開発してアフリカとアジア、南米の20あまりの低開発国と途上国に普及して
いる唯一の国際機関である。
●先進国と後進国とで薬效に差
低開発国の子どもの腸には細菌やウィルスが多く、ワクチンの効能が落ちるという。

栄養状態も影響を与える。例えば、体中にビタミンや亜鉛(Zn)成分が少ないと、
ワクチンが免疫力を十分に発揮しにくくなるとされている。寄生虫もワクチンの作用
を妨げる要因のひとつだ。
●韓国の進んだ技術力で貢献を
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2007021693228

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□■編集後記

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現在、ケニアワークキャンプが開催中です。
そして、3月に入るとすぐにウガンダワークキャンプも行われます。
次号では、それぞれの報告をお届けしたいと思います。
私は、ワークキャンプには残念ながら参加したことはありませんし、
関西在住であるために、東京で行われている運営ミーティングなどにもなかなか参加
できません。
しかし、技術化・情報化が進む現在では、距離や時間、金銭的な問題など、
様々な壁を乗り越えて活動を共にすることができます。
今の自分、そしてこれからの自分をしっかり見つめながら、
エイズ孤児のためにできることを模索しています。
(難波)

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PLASのHP
http://plas-uganda.org/
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