活動国:ウガンダ

ウガンダ共和国について

東アフリカに位置する共和制国家です。東にケニア、南にタンザニア、南西にルワンダ、西にコンゴ民主共和国、北に南スーダンとの国境に囲まれた内陸国です。面積は24.1万平方キロメートルで日本の本州とほぼ同じ広さです。人口は4,272万人(2018年:世銀)。バガンダ族、ランゴ族、アチョリ族などの民族が暮らしています。1962年に英国から独立、公用語は英語とスワヒリ語です。アフリカでも有数のコーヒー生産国でもあります。

 

事業紹介

◆SHINE事業

~農業を学び、生活を変えていく~

  • 事業名:HIV陽性者家庭の生計向上・栄養改善のための在来種野菜栽培支援(SHINE)
  • 地 域:ウガンダ共和国ジンジャ県
  • 目 的:農業技術を得て、農業で生計をする
  • 受益者:HIV陽性者
  • 期 間:2020年1月~現在

HIV陽性シングルマザーの家庭では、教育費が払えずに、子どもたちが学校から返されることもしばしば。そこで、グループで土地を借りて農業を始め、生計向上を目指しています。

体調管理が大切なHIV陽性者が栄養価の高い在来野菜を育て、収穫し、家族と食べることができるようになりました。これで食費が減るだけでなく、余剰分を販売し、収入にもつなげています

今まで農業の研修を受けたことがない参加者たちばかり。農業の座学から実践研修、農業開始後の伴走支援まで継続して行います。

[事業の最新情報]

パートナー団体

◆「カユンガ」について

正式名称: Kayunga Friendship and Development Association

HIV陽性シングルマザーを中心に1999年に設立された自助組織。約40名が活動し、農作物や養鶏の収益を貧困家庭の子どもたちへの教育支援に充てています。
PLASとは2013年から協働し、ペーパービーズ事業や養鶏事業を実施してきました。現在は野菜栽培と販売による生計向上支援を行っています。
リーダーのジョイ氏は、「HIV陽性でも正しく治療をすれば他の人と変わらずに明るく健康に生活できる」という思いで活動をけん引しています。