プロフィール

山口 和美
海外事業アシスタントマネージャー
東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻「人間の安全保障」プログラム修士課程修了。
学生時代から中間支援型NGOや、タンザニア・ルワンダでのインターンを経験。大学院では、月経に関する文化的規範の分析と、ビジネスによる生理用品の普及の事例研究を実施。大学院卒業後はC20事務局で国際会議の運営に携わる。若者主導の政策提言団体でも活動し、TICAD7では日本とアフリカの若者を巻き込んだアドボカシー活動を統括。
2020年10月よりPLASで勤務。海外事業を担当する。
わたしの思い
●活動にかける想い
私自身幼い頃に父を亡くし、シングルマザーの家庭で育ちました。幸いにも衣食住や生活に困ることはなく、大学院まで通うことができました。しかし、これは母や周囲の人の支えがあったからこそ、様々な経験をさせてもらえたのだと実感しています。そのため今度は私が、私よりもっと大変な状況に置かれ、差別や貧困と向き合っている子どもたちを支えたい、そして彼らが自由に自分のしたいことに挑戦し、自分の未来を切り開いていく力になりたいと思っています。
●私の原点
「21世紀はアフリカの世紀」「一番苦しんだ人が一番幸せになる権利がある」との恩師の言葉を胸に、現地を見てみようと大学時代にタンザニアのインターンに行きました。そこでは、水や食べ物がなくて苦しんでいるといったアフリカのイメージは覆され、人と人とのつながりを大切にしながら、今あるもので幸せに暮らしている人々の姿がありました。アフリカの人たちの温かさにふれ、お金やモノではない「本当の幸せって何だろう?」と思うようになりました。
●PLASに入ったきっかけ
NGOでのインターン時代にPLASを知り、周りを笑顔にするような優しい団体の雰囲気を感じていました。その後様々な経験を積み、アフリカの貧困削減や女性のエンパワーメントに携わる仕事がしたいと思っていたとき、現地の人々の主体性を尊重しながら一緒につくる支援を実施していたPLASは、自分のこれまでの興味関心や将来歩みたい道ととても重なっていると感じました。また、新型コロナウイルスが広がる中、迅速な支援を実施していたPLASを見て、私も今一番支援を必要としている人のために働きたいと思いました。
●どんな団体にしていきたいか?
アフリカでも日本でも、関わる人が自分の人生を少しでも前向きに生きていけるように励ましを送っていける団体
●好きな言葉
さあ出発しよう!悪戦苦闘を突き抜けて!決められた決勝点は取り消すことはできないのだ
ーホイットマン
●夢
すべての人が安心安全に暮らすことができ、自分の可能性を最大限に発揮して、夢を追い求めることができる社会をつくっていくこと