アンケートから見えてきた企業とNGOの連携意向のミスマッチ


先日、シンポジウム「3.11を経て、NGOと企業の連携はどう変わったか?~震災から国際協力へ~」へ参加してきました。
CSR推進NGOネットワークのコアメンバーを務めているのですが、このネットワークが実施団体の一つになっています。

2011年3月11日の東日本大震災後、50以上の国際協力NGOが現場で支援を行っています。
そのうち、18のNGOが地震発生後、72時間以内に現地入り。
そしてこれまで、500以上のプロジェクトが行われてきたそうです。
企業との連携で行われたプロジェクトも少なくありません。

さて、シンポジウムで一番気になったのは、企業とNGOが連携する際の連携のカタチのミスマッチ。

JANICさんが行った「企業CSRとの協働促進に関するアンケート集計結果の概要」によると、震災救援・復興に際し、どのような連携をしたいかについて、企業とNGOの意向にミスマッチがあることが分かったそうです。

●どのような内容で協働したいか?
「物資(品)の供与、資金の供与(寄付)、役務(輸送等)の提供」
企業 32%
NGO 73%

「企業の本業/専門性を活かした支援、社員の一般ボランティア派遣」
企業 48%
NGO 27%

NGOは「物資(品)の供与、資金の供与(寄付)、役務(輸送等)の提供」での支援を求めている一方で、企業は「企業の本業/専門性を活かした支援、社員の一般ボランティア派遣」を行いたいと考えていることが浮かび上がってきます。

NGOが企業と連携する際に、「企業の本業/専門性を活かした支援、社員の一般ボランティア派遣」を連携して行い、成果を出していくには、それ相応のマネジメント力や提案力が問われます。
う~ん、考えさせられます。

門田瑠衣子

寄付やボランティアでアフリカに支援を届ける国際協力NGO、エイズ孤児支援NGO・PLASのサイト


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