外部の力を借りて組織の課題を解決する


現在プラスでは、某ファンドレイジングを支援する会社さんに、コンサルに入っていただいています。
マンスリーサポーターの拡大をテーマに、解決方法をともに模索していただき、また具体的な解決策をご提案いただいています。

それで、最近、外部の方に組織の中に入っていただく重要性を痛感しています。

これまでもプラスは、様々な形で外部の方に、組織の課題解決をお手伝いいただいてきました。
現在は、様々なNPOの組織内の課題解決サポートプログラムがあるので、活用できるんですよ。

例えばプラスでは、JICAの組織力アップ!NGO人材育成研修アドバイザー派遣制度、パナソニックさんのNPOサポートマーケティングプログラム、ETIC.さんのイノベーショングラントなどなど、様々な場や人々に助けていただきました。また独自で募集しているプロボノの方にもたくさん助けられています。
いずれも、「これがなかったら、今のプラスはないな」と心から思えるものばかりです。

少ない経験ではありますが、私の経験の中から、外部の方に組織の課題解決をお手伝いいただく際に、大切だと感じたこと、3つを共有したいと思います。

その1 課題を明確に設定する

まず、「組織の中の何を課題と感じるか」は、「組織がどういう方向性に進みたいのか」に関わってきます。
そこは自分たちで考えるしかないわけで、課題設定は最も大切だと思います。
何となく、「今、お金がなくてすごく大変!!(汗)」では、問題は解決しません。

組織の課題をできる限り分析する必要があると思います。
起こっている現象(問題)はどこからやってくるのか、さらにそれはどこからやってくるのか…と、問題を掘り起こしていく必要があります。時には何が課題かわからずぐるぐるしてしまうことも…。けれども考えることをやめてはいけません。

その2 インプットで終わらせないための人的リソースを確保する

外部の方に入っていただくと、これまで知らなかったたくさんのインプットがあります。
大量のインプットの波に流されてしまわないために必要なのは、意気込みではなく(笑)、そのインプットを基に、組織としてアクションを起こすための人的リソースです。また場合によってはさらに資金も必要です。
NPOの場合は資金は出せない、ということも多いので、最低限人的リソースは確保する必要があります。

人的リソースを割けないのであれば、インプットしても実行できません。
それは何も解決できずに、課題が鮮明に意識された、というだけで終わってしまいます。

その3 素早い意思決定

課題解決に動き出してみると、様々な「意志決定」が必要になります。
これをスピーディーにやらないと、いつまでも動けなくて、ぐじぐじしてしまいます。

組織によっては意思決定に時間がかかる場合もあると思いますが、外部の方が十分なコミットをしてくれるという期間は長くはありません。短期間でトライ&エラーを繰り返しながら動いていくことで、組織にノウハウが蓄積しますし、結果もついてきます。

スピード感を出すには、意志決定できる役割の人間を、意識的に巻き込んでいくことです。
なので私の場合は、できる限り巻き込まれるようにしています。(笑)
大きな団体の○○担当者の方からは「理事がなかなか理解してくれなくて、企画が進まない…」とか、「1か月後の○○会議で提案する必要があって、それまでは動けない…」なんていう話を聞きます。実際、大きな団体さんで素早い意思決定をするのは、簡単ではないんだろうな、というのが私の印象です。
逆に言うと、中小の団体は、スピード感が、自団体の強みになるかもしれませんね。

ということで、上の3つを改めて意識しながら、試行錯誤していきたいと思います。

門田瑠衣子

寄付やボランティアでアフリカに支援を届ける国際協力NGO、エイズ孤児支援NGO・PLASのサイト


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