プラスのお知らせ

【Weekly News】南アフリカ:包皮切除がエイズ対策予算の削減に

HIVに感染する可能性を低下させると示された男性器の包皮切除は
エイズに見舞われたアフリカで莫大な金額を節約することができる、と新しい研究が示した。
男性器の包皮切除がHIV感染の機会を最大で60%低下させるとの研究報告がされて以来、
包皮切除はエイズと戦うための新たな戦略と注目されはじめている。
ヨハネスブルグ郊外でこの研究をしているカーン研究員は
1,000人に包皮切除を施せば、20年で300人ほどの新規HIV感染者を出さずに済むという。
エイズ患者の治療費に換算すれば240万ドルを節約することになる。
「包皮切除は効果的な戦略であり、予算もかからない。
サハラ以南の国々に実施すれば、10年で最大50億ドルの節約になるでしょう」とカーン研究員はいう。
包皮切除をエイズ対策の新たな扉と歓迎している研究者がいる一方で、
いくつかのアフリカの政府は、部分的なHIV予防でしかないと注意深く反応している。
公衆衛生の専門家は、男性器の包皮切除の促進が
コンドームの使用や性交渉相手の制限などの
他のエイズ予防戦略を混乱させる恐れがあると警告する。
「深刻な病気で治療が非常に高価なため、コスト削減に関してHIVは特に魅力的。
そういう意味で、男性器の包皮切除は他のHIV予防戦略に比べかなり良いように見えます」
とカーン研究員は語る。
原題: Circumcision could save money in AIDS-hit Africa
日付: December 25, 2006
出典: Reuters
URL : http://today.reuters.com/news/articlenews.aspx?type=healthNews&storyID=2006-12-26T010300Z_01_L25164827_RTRUKOC_0_US-AIDS-SAFRICA-CIRCUMCISION.xml

カテゴリー: Weekly News Update |

PLAS-Positive Living through AIDS orphans Support-

P┃L ┃ A┃ S ┃ http://plas-uganda.org/
━┛━┛━┛━┛     2006/12/30 第九号
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□■Positive Living through AIDS orphans Support■□
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INDEX
□お知らせ
■ウガンダ・レポート
□中長期現地ボランティア報告
■アフリカ・エイズニュース
□編集後記
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□■お知らせ

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——- 国際ワークキャンプ参加者募集中です
〜エイズ孤児を知ってみませんか?そして動いてみませんか?〜

アフリカではエイズの蔓延とともに、両親をエイズによって失う、
いわゆるエイズ孤児の問題が深刻化しています。
現在全世界のエイズ孤児の数は約1500万人だといわれ、
その内サハラ以南のアフリカ地域のエイズ孤児が1230万人だといわれています。
☆★☆ PLASケニア・ウガンダワークキャンプ参加者募集 ☆★☆

今年もエイズ孤児の支援活動として、
            ケニアとウガンダでワークキャンプを行います。

≪ケニア≫
期間:2007年2月12日(月)〜2月28日(水)
内容:農作業
   エイズ啓発の発表会

≪ウガンダ≫
期間:2007年3月3日(土)〜3月17日(土)
内容:机や椅子、教材作り。
   HIV/AIDSに関する授業の実施
   HIV/AIDS予防啓発のワークショップ開催

≪募集人数≫
それぞれ10名ずつ

≪参加費≫
NICEへの登録費=37,300円(ワークキャンプ初回の方)
29,000円(二回目以降)
現地NGO CIVS(ケニア)、UPA(ウガンダ)の現地登録費=共にUS$200

詳しい情報はこちらまで。PLASのHP http://plas-uganda.org/

——- 中長期現地ボランティア募集中です!
≪ボランティア内容≫
1.学校の子どもたちともに、地域にてエイズに関するワークショップを展開
2.学校運営補佐、児童のための給食調理
3.地元HIVPreventionGroupと協力してワークショップを開催
*参加者の特性を活かしながら現地のニーズに合うように
プログラムは臨機応変に組まれます。

≪募集人数≫
 2名

≪参加条件≫
英語中級以上で、現地に溶け込もうという意志があり、
子ども好きであること。
また日本のPLASのメンバーと定期的に連絡を取り、
プロジェクトの一端を担う意欲があること。

≪中長期ボランティアの申し込みは≫
NPO法人NICE(国際ワークキャンプセンター)を通じて行っております。
費用、保険、事前研修などに関しては、NICEのHPを参照にして下さい。
http://www.nice1.gr.jp/index.html                     
詳しい情報はこちらまで。PLASのHP http://plas-uganda.org/
 
——- 翻訳ボランティア募集!!!

【タイトル】
 「TOOLS TOGETHER NOW!
 100 participatory tools to mobilise communities for HIV/AIDS 」
 (以下AJF Global AIDS Update 一部引用)
国際HIV/AIDS連合 The International HIV/AIDS Allianceが
HIV/AIDSへの地域での取り組みを活発化するために開発した、
教材toolkitです。

○1.1 「様々な手法を使おう!Tools together now!」 
100種類の参加型学習・活動の具体的な手法を集録したもの
○1.2 「皆で一緒に始めよう!All together now!」
HIV/AIDSの予防、ケア、サポートと治療及びその影響の緩和に向けて、
コミュニティがいかに取り組んでゆくかを、解説したもの

この2種類の教材toolkitは、活動団体や地域コミュニティが
HIV/AIDSに効果的に取り組めるよう力強い方向性を提示するもので、
採用した手法や取り組みは、全て現場で開発されてきたものだ。
地域コミュニティが全員でともに活動を始め、状況を調査し、
計画し、行動し、評価し、前進するという各過程へと進んでゆく手助けをする。
基本的には、HIV/AIDSの影響下にある地域で活動する
ファシリテーターをトレーニングするためのものだが、
その他のHIV/AIDS関連団体においても役立つ。
以下でダウンロードできます。PDFのとこです。

http://www.aidsalliance.org/sw36326.asp

PLASの活動している地域でも、このような手法を生かして
行きたいと考えています。

ご協力いただけたら幸いです。
【期限】
それぞれ1週間
【方法】
リレー方式。1文章づつ担当し、自分の担当が終わって、
さらにできる人は、次の文をお渡しします。
途中参戦も大歓迎!みんなで少しずつ訳しすすめていきます。
【備考】
もちろんギブアップあり!!やっぱり無理ーという人は連絡ください!
【問い合わせ】
翻訳担当:根本 Happy_mickey.ukie@hotamail.co.jp

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□■ウガンダ・レポート 【2006/12/04】

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【Blessed Nursery & Primary Schoolの様子】
僕が行っているBlessed N&P Schoolは今までの形とはさほど
変わりはありません。
朝もきちんと八時から始まり、終業時間もきっちり守られています。
僕が行った時期にはワークショップにおける歌の準備のため、
午後ランチ後は毎日一時間くらい歌を練習しています。
そして三時以降はみんなホームワークを学校でやったり帰る子がいたりと
ばらばらです。
子供たちは相変わらず元気で、昼休みは太鼓をたたいたり、
サッカーをしたり元気にはしゃぎまわっています。
しかしそんな笑顔の子供たちのなかには当然学費を払えないような子ども
もいますし、手紙によってその危機を伝えてくれる子もいます。
私たち中長期ボランティアは浮き上がった問題を解決していくこと以上に、
現地で子供達と接していくことで、見えない問題を浮かび上げていくことが
必要だと日々感じています。
そのためにはただ生徒達を学校の中という場所でだけでなく、
家庭を訪問したりして色々な面で接していくことで、
はじめてBlessed N&P Schoolを伝えられるとおもいます。
学校が休みになる時期、家庭訪問をしてその様子を伝えられたらいいと
思ってます。
(文責;沢井)

【HIV予防啓発ワークショップ】
12月2日にBlessed Schoolのあるナブウェル地区で、
HIV予防啓発ワークショップを開きました。
広報の時間が限られていたこともあり、参加者の数は期待していたほど
多くはありませんでしたが、当日はBlessedの子どもたち約30人がエイズ
に関する歌を6曲発表し、先生たちが会場設置や事前のポスター貼りを
率先して手伝ってくれたりと、規模は小さいながらも、
これからBlessed Schoolが主体となってワークショップを企画・運営して
いく大事な一歩になったと思います。
また、TASO (The AIDS Support Organization) ドラマグループに
よるHIV/AIDSに関する劇の上演や、
エイズインフォメーションセンターによるVCT
(HIVテストとカウンセリング)も行われ、劇には約80人、
HIVテストには約40人の住民が参加しました。
(文責;吉竹)

なお、12月2日に開催されたHIV予防啓発ワークショップについては、
現在報告書をまとめていますので、完成次第、
PLASホームページにて公開する予定です。
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□■中長期現地ボランティア紹介

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今年10月から来年1月まで、中長期ボランティアとして
永井雄一、沢井裕、吉竹美緒の3人がウガンダで
エイズ孤児の実態調査、学校支援、エイズ予防啓発などの活動を行っています。
現地に入ってまだ1ヶ月程度。
それぞれが感じた率直な意見をご紹介します。

【永井雄一】
こんにちわ!
京都に住む大学3年生の永井雄一です。
現在大学を1年間休学して自分の将来を模索するために
世界を旅しています。
ウガンダでは孤児院でのボランティアと、PLASの支援している
Blessed Schoolに通いながらエイズ孤児の調査をしています。
やはりここウガンダでは両親をエイズで亡くした子供や、
両親に捨てられた子供が日本に比べ多く、そんな子供達に自分の
できる事とはいったい何なのだと毎日考えさせられます。
こんな経験が将来どういった形でリンクしてくるかはまだわかりませんが、
ここで吸収したことは将来の宝物になると信じています。
何もできなくてもいい、ただこれからもずっと興味だけは
なくさずにこの世界を見ていけたらなと思っています。
【沢井裕】
中長期の沢井裕です。11月始めから1月最後ぐらいまでウガンダに
滞在してます。
今回なぜウガンダにきたかといえば、なんとなく
アフリカにシンパシーを感じたからです。
ウガンダ人は非常に陽気に話しかけ、そしてたまに踊りを要求してきます。
僕はそれに対し、日本のダンスだと嘘をついてカズダンス
(*三浦和良が点入れたときのパフォーマンス)を踊ってあげるとみんな
踊りだします。
あの瞬間ウガンダ人とのシンパシーが感じられ、僕の求めていたものが
得られていると日々感じています。
【吉竹美緒】
はじめまして。中長期ボランティアとして10月下旬からウガンダに来ました
吉竹美緒です。
ウガンダに来たきっかけは、大学時代に知った子ども兵士問題を間近で知ろう
と思ったからです。
ウガンダに来て1ヶ月ですが、あふれる緑や満天の星空、歌やダンスが
大好きな人たちに囲まれて楽しく暮らしています。
平日は、エイズ患者のサポートや啓発活動をするTASOというNGOで
ボランティアをしながらBlessed Schoolに通っています。
一見すると明るく無邪気な子ども達ですが、じっくり話を聞かせてもらうと、
親やきょうだいをエイズで亡くし、生活に困っている子どもが少なくありません。
2ヶ月という限られた時間しかありませんが、TASOでの経験を生かして、
力になれればと思っています。
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□■エイズ関連ニュース

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〇社会派ドキュメンタリー映画 「ダーウィンの悪夢」

日本にも輸出される白身魚が原因で、アフリカで起こった貧困、
売春、エイズ、ドラッグなどの問題を告発した衝撃作。

アフリカのヴィクトリア湖は、多種多様な生物が棲むことから
“ダーウィンの箱庭”と呼ばれていた。そこに大型の肉食魚ナイルパーチ
が放たれて輸出産業はうるおうが、同時に生態系の崩壊と経済格差
も生まれてしまう。

http://www.darwin-movie.jp/

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〇遠隔医療の希望と障害

遠隔医療eヘルスは情報通信技術を利用して遠隔地の診療所から
患者の画像を都市部の専門医に送信して診断を受けたり、
ビデオ会議などを通じて専門家に相談したりすることを可能にする。
しかし、サハラ以南の地域で導入されたeヘルスには情報通信技術不足
など幾つかの障害がある。 

http://www.janjan.jp/world/0612/0612146455/1.php

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○子どものHIV/AIDS治療実績が格段に進歩

ルワンダは、2006年の政府の改善策により、日和見感染の治療薬である
コトリモクサゾールCotrimoxazole (St合剤:日本では「バクター」と呼称)
と抗レトロウィルス薬の普及を行った。
さらに、母子感染予防についても、2004年には防ぎうる母子感染の5分の1
しか防止できていなかったものが、2006年には、母子感染の3分の1を防ぐ
ことができた。ルワンダにおいて児童のHIV/AIDS対策が着実に前進している
ことが確認された。
原題:『Rwanda: Second Annual National Conference on Pediatric Aids Opens』
日付:November 20, 2006
出典:AllAfrica.com
URL:http://allafrica.com/stories/200611200108.html

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□■編集後記

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12月9日、無事PLASの1周年を迎えることができました。
多くの方々のご支持、ご協力をいただいたことをこの場を借りて厚く
御礼申し上げます。
PLASのエイズ孤児支援はまだ始まったばかりです。
今年は、第1回のウガンダ国際ワークキャンプを開催し、
Blessed Nursery and Primary Schoolの改築と、地域でのワークショップ、
また12月2日には世界エイズデーにあわせて地域でのエイズ啓発キャンペーン、
また現地での基礎調査等を行なうことができました。また、報告会等を通じて、
わずかですがエイズ孤児の現状や現地状況を伝えられたのではないかと思います。
多くの人にエイズ孤児の現状と支援の必要性を伝えていくことも
私達の使命の一つです。
そして、エイズ孤児支援を行いながら、私たち自身、日々勉強しながら
一歩一歩成長していくことができた1年でした。
いよいよ今年もあとわずか!来年は第2回のウガンダワークキャンプと
第1回ケニアワークキャンプからスタートです!
PLASは2007年もエイズ孤児の力となれるよう前進していきます!!
どうぞ来年もよろしくお願い致します。(文責:根本)

******************************************************
PLASのHP

http://plas-uganda.org/

PLASや、PLASの事業、当MM等に関するご意見・質問はこちら
info@plas-uganda.org
mixiのコミュニティーのページ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=555240
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【Weekly News】モザンビーク:エイズ危機にIMFが警告

ロイター通信
エイズはモザンビークの経済発展における主要な脅威として表れており、政府はより
この疫病に対し働きかけなければならないと、国際通貨基金(IMF)職員は木曜日に語った。
「HIV/AIDSは発展を妨げている…それはこの国の潜在的な可能性には限界があるために、
持続可能な経済の主要なリスクとなる」と、 フェリックス・フィッシャーIMF在勤員は
首都マプトでのロイター通信のインタビューで話した。
「もしエイズによる死亡率が増加した場合、経験をつんでいったばかりの有能な人々
を多く失うこととなり、明らかにエイズの抑制は絶対不可欠である」と彼は語る。
国連合同エイズ計画(UNAIDS)は、1998年から2004年までの間に成人感染者が
16.2%にまで倍増したことを踏まえ、「劇的に悪化している」とモザンビークの
HIV/AIDSの流行について話している。
保健省の概算では、160万人(そのほとんどが14歳から29歳)がHIVに感染、
もしくはAIDSとともに暮らしており、毎日500人が新たに感染しているとしている。
アルマンド・ゲブザ大統領もまたエイズの脅威について強調し、
南部アフリカにとって「発展の重大な障害」となったと今週語っていた。
「150万人以上のモザンビークの感染者の多くは自分がHIVに感染していることを知らず、
人生の最終段階になって支援を求めていることが、このシナリオをより劇的にしている」と、
ゲブザ氏は月曜の国情演説で話した。
「IMFと政府は、モザンビークで開始された貧困削減・成長ファシリティー(PRGF)の報告の一環として
3月に会合し、その上で政府のエイズ戦略に焦点をあわせていくだろう」、とフィッシャー氏は話す。
「それぞれの報告はエイズを含む数多くの進行中の分野に及ぶでしょう。」
IMFはPRGF基金の下、モザンビークの支援にさらに240万ドルを水曜、承認しました。
IMFはモザンビークの発展に納得し、賢明なマクロ経済政策と最初の構造改革に対す
る感謝から、PRGFの総支出は1460万ドルまで上がったと、フィッシャー氏は話す。
モザンビークは1992年に終結した16年に及ぶ内紛後のこの10年余りで、
世界でもっとも急速に経済発展をしている国のひとつになった。
モザンビークは2007年の経済成長率を今年の経済成長率である6%から、さらに
7%にすることを目標として設定している。
原題: IMF warnsMozambique on mounting AIDS crisis
日付: December 21, 2006
出典: CNN
URL : http://edition.cnn.com/2006/WORLD/africa/12/21/mozambique.AIDS.reut/index.html

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【Weekly News】ウガンダ:ABC戦略は、子どもたちには無関係

今年のエイズ・デーが過ぎ去った。
「子どもたちのために団結、エイズに備えるための団結」
という主張の裏にある情熱は、具体的な戦略または方針の実現には至っていない。
政治家と保健省職員はABC戦略(禁欲=Abstinence、誠実=Be faithful、コンドーム使用=Condom)の偉業について見栄を張っていることから推測するに、この戦略は子どものエイズ問題も対象になっている。
しかし、これは誤った推測である。
成人に広まるHIV/AIDSを抑えることに若干の成功がウガンダにはあるが、
この成功の要因がABC戦略のみにあると考えることはあまりに安易過ぎる。
HIV/AIDS減少の要因となった4つの鍵は、開放性、首尾一貫した市民の動員と教育への組織的アプローチ、様々な分野との協同、そして無類の資源動員だ。
これらの要因は、ABC方式には含まれていない。
しかし、これらの要因を含んだ拡張されたバージョンでさえ、ABC戦略は子どもにおけるHIV/AIDSの処置には主に無関係なままである。
エイズと共に生きている人々の10%は、12歳未満の子どもたち。
彼らのウイルス伝染の主なルートは、子宮内、出産時、または授乳による母子感染だ。
このルートは、現在ウガンダにおいて新規感染の22%に上る。
ABC戦略はセックスを防ぐか、制限することであるが、子どもたちにおけるHIV/AIDSの大きな挑戦は彼らの両親の性行為の後に発生し、それは性には無関係である。
ウガンダの少なくとも250万人の子どもたちは、感染しているか、エイズに影響を受けた孤児だ。病気としてのHIV/AIDSに苦しむことに加えて、これらの子どもたちは、生存、成長と発達の大きな挑戦に直面している。
彼らの健康、栄養、教育、愛情、および保護の基本的ニーズは危機にひんしている。
彼らは、拒絶、恐怖、差別、孤独感や憂鬱を経験し、HIV/AIDSに感染しているか影響を受けた子どもたちは虐待されることが多く、家族からはよく縁を切られて捨てられてしまう。
大部分の子どもたちには、血液をテストしカウンセリングを受ける機会がない。
子どものHIV/AIDSカウンセリングが利用できる施設も、ほんの一握りしかない。
このサービスは断片的で、政策立案者にとって特に鍵となるサービスとしての評価もされていない上、しっかりと監督されておらず、多くの場合素人によって行われている。
数少ない児童カウンセラーは、しばしば感情的なストレスを経験し、「燃え尽き」てしまうが、容易に代役を立てることもできないでいる。
また、協力体制ができていないため両親や介護者が医療従事者に子どもたちのHIV状態が発覚してしまうことを恐れていたり、財源不足のため子どもに親しみやすいカウンセリングセンターを設立できないなどの課題もある。
したがって、若干強化されたとしてもABC戦略は子どもたちのHIV/AIDSの役には立たないだろう。
子どもたちのHIV/AIDSに取り組む包括的な戦略は、6方向から行うべきだ。
まず、母子感染防止(PMTCT)を強化し、全ての妊婦に適用されるよう拡大されなければならない。
PMTCTが出産前クリニック(ANC)に通っている78%の妊婦に適用されているというのは良い出発点だが、クリニックに通わない人々への対応をする必要がある。
また、HIV陽性の妊婦のうち56%だけしかNevirapine(母子感染防止薬)を受け取っていない。これは短期間で80%まで改善されなければならないだろう。
第2に、医療施設へ訪れる全ての子どもたちに定期的にHIV検査を確実にすることが重要だ。
これを支援するために研究能力、技術やシステムなど、タイムリーで信頼できる診断を提供するために確立する必要がある。
低位の医療従事者に訓練や経済的支援を行い、HIV/AIDSの診断や管理を可能にすることは重要だろう。
また、HIV/AIDSの臨床診断基準が確立され、研究結果によって時々更新される必要がある。
それでも、子どもたちのHIV感染は見逃されるかもしれない。したがって決定的な診断がない場合、HIV感染の兆候がしっかりと除かれるまで子どもたちはARV治療を始められるべきだろう。
第3に、子どもたちのカウンセリングを包括的に実施する必要がある。
HIV 感染の疑いがあったり、検査を希望する12歳までの子どもは検査されなければならない。
彼らは親、または保護者に付き添われるべきだが、12歳以上の子どもが保護者不在での検査を希望するなら可能であるべきだ。ただその場合、保護者から同意を得られるようカウンセリングを行うことが必要になるだろう。
そして、医療施設での定期的なカウンセリングと検査は子どもに親しみやすいよう改善しなくてはならない。
カウンセリングは心理的サポートはもちろん、ARV治療や日常でのふるまいについてのアドバイスも提供するべきだ。 また、病気の対処法はもちろん、スティグマと差別や周囲との関係、12歳以上の子どものHIV検査に対する意思統一、検査結果の守秘性など、HIV/AIDSを取り巻く様々な問題を対象に実施ことが必要だろう。
第4に、可能な限り早期の段階でHIV/AIDSの子どもたちにARV治療を始めなければならない。
早期治療は、より良い反応と早い改善に帰着する。それは日和見感染症などの予防と治療も可能にする。さらに、それは同時に親の教育をも可能にし、社会的で感情的なサポートの利用を容易する。
第5に、社会心理的、感情的で具体的な支援の包括的なプログラムが必要だ。
HIVに影響を受けた子どもたちは、定期的カウンセリング、保護、および愛情に触れる手段を持つべきで、衣服、食料、学校教育などが必要となる。
孤児と傷つき影響を受けやすい子どもたちプログラムはこれらの要求に応ずる試みであるが、ひどく不十分で、拡大を必要としている。
最後に、HIV/AIDSに影響を受ける子どもたちがこうむる差別、スティグマと虐待と戦う計画は、確立され、強化し、拡大される必要がある。
原題: The ABC strategy is irrelevant to children
日付: December 17, 2006
出典: The New Vision
URL : http://www.newvision.co.ug/D/8/459/538393?highlight&q=children%20hiv

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12月21日(木) 国際ワークキャンプ説明会のお知らせ

■タイトル:「ケニア/ウガンダ国際ワークキャンプ説明会」
□開催日時:12月21日 (木) 国立オリンピック記念青少年総合センター (参宮橋駅)
PLASでは来年の2月にケニア、3月にウガンダにおいて国際ワークキャンプを開催します。
そこで12月21日(木)、国立オリンピック記念青少年総合センターにて
現在参加者募集中の両ワークキャンプに関する説明会を行います。
キャンプに関心がある方、PLASの活動に関心がある方、どなたでも大歓迎です!
今年度ウガンダで開催されたワークキャンプの参加者も当日参加します。
彼らの体験談も交えながら説明会でしか聞くことのできない現地の情報など、
アットホームな空間でPLASのメンバーとエイズ孤児、ワークキャンプについて語ってみませんか?
≪プログラム≫
  19:00 はじめに
  19:05 自己紹介
  19:15 PLASの説明
  19:25 ケニア/ウガンダワークキャンプ説明
  20:50 申し込み方法、必要経費について
  20:00 質疑応答
  20:30 終了
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□集合:18時45分 小田急線参宮橋駅前
■持物:やる気!
□参加費:なし
■申し込み:大島陸 workcamp@plas-aids.org
□備考:参加される方は事前に申し込みをお願いいたします。

カテゴリー: イベント情報 |
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