プラスのお知らせ

現地パートナー団体と描く中期ビジョンーウガンダ・ケニア出張報告②

こんにちは、理事の一宮です。
私は今回、事務局長の小島とともにウガンダ、ケニアに出張し、パートナー団体と中期ビジョンに関わるミーティングに参加しました。
久しぶりに現場に行くことができて様々な発見がありました。

>>小島による出張報告はこちら。「現地パートナー団体と描く中期ビジョンーウガンダ・ケニア出張報告①」

それぞれの役割を整理する

今回ウガンダ、ケニア合わせて3つの現地パートナー団体とミーティングをしました。
各パートナー団体とのミーティングでは、プラスとパートナー団体とのパートナーシップにおけるそれぞれが期待する役割と課題を出し合うセッションを行いました。
それぞれが考える自身のパートナーシップにおける役割と課題、またパートナーから見た相手側への期待をそれぞれがポストイットに列挙して出し、ディスカッションを実施しました。

パートナーシップにおけるPLASの価値とは

プラスが自身で認識しているパートナーシップにおける役割として出したものは下記のようなものです。

・海外(日本も含む)の支援者から事業の活動資金を集める
・事業計画を策定しモニタリングするシステムの構築
・プラス自身の運営で培った、組織運営のノウハウの共有
・プラスが組んでいる他のパートナーシップ事業から生まれる知見の共有
・プラスが他の海外団体と比較して組織が小さく、団体のシニアマネジメントと直接コミュニケーションが取れる

今回のこのセッションをパートナー団体と実施して強く感じたことは、今後プラスがさらに成長し、団体のミッションを達成に近づくためには、「資金提供」以外の価値をさらに強めていかなければいけないということでした。

もちろん事業のスタートのためには、外部からの資金が必要になることはあります。
これはビジネスの世界でスタートアップ企業がVC(ベンチャーキャピタル)から出資を受けるのと同じイメージです。
しかし、最終的にはプラスは事業から離れ、パートナー団体が自立して事業を続けていき、地域の問題を解決していける状態にしていかなければなりません。

これを可能にさせるのは「知恵」や「ノウハウ」です。

「お金」の話をするときに、これもよく言われることですが、お金に色はありません。誰からもらおうと1ドルは同じ1ドルです。たくさんのお金を集められたとしても、金額自体に色があるわけではありません。
同じ100ドルでも、いかにその100ドルで多くの受益者に質の高い支援を届けられるのかという方法を一緒に考える、その100ドルをきっかけに事業を作り、事業の価値を対外的に伝えて継続的に事業を続けていける方法を考える、お金自体ではなくここにプラスの色を強くし、魅力的なものにしていかなければなりません。

あげる支援ではなく、つくる支援

この考え方はプラスが団体設立当初から掲げる活動の指針である、「あげる支援ではなく、つくる支援」につながります。事業の形態は団体の歴史のなかで変遷がありましたが、この指針は今も変わっていません。

今回の出張でも、あるパートナー団体とのミーティングの中で、パートナー団体のスタッフから自団体の課題として「運営資金が限定的であること」というのが挙げられ、プラスに期待する役割として「資金の拡大」というのが挙げられました。確かにさらに事業を拡大させるためには資金が必要であるというのは事実なのですが、ある問題に対して「〜がない」というのを原因として結論づけてしまっては、それ以上に進めることはできません。
このパートナーには資金の必要性に理解を示した上で、改めてプラスの考え方を伝え、一緒に活動を継続して続けられる方法やノウハウを作っていきたいという意向を理解してもらいました。

個人の付き合いでも同じことが言えますが、このようなそれぞれが価値観に関わるような議論ができると、一気にお互いの理解が進み、お互いに信頼感が生まれます。今回の出張でこのような意見交換ができたことは非常に大きな成果でした。

カテゴリー: 現地レポート |

現地パートナー団体と描く中期ビジョンーウガンダ・ケニア出張報告①

こんにちは、事務局長の小島です。いつもプラスを応援いただきありがとうございます。

今月、3週間のウガンダ・ケニア出張から帰国しました。今回のレポートから数回にわたって出張で何をしてきたのか、そこから見えてきた現地の状況やプラスの今後の展望についてお伝えします。


10年ぶりに訪れたウガンダ。懐かしい風景が広がっていました。

これまでの現地レポートでは、遠隔地でのフィールドワークや、赤土の道を歩いて受益者のお母さんを訪ねる様子をお伝えしたこともありますが、今回の舞台はフィールドではなく、プラスの現地パートナーNGO(以下パートナー団体)のオフィス。ともに活動を行う彼らと中期計画(5年間でパートナー団体とプラスでどのような変化を実現するかと、その道筋)を立てることが出張のゴールだったからです。


パートナー団体のみなさんとの集合写真

訪問した3つのパートナー団体は、プラスと親和性のあるミッションやビジョンを持ち、現地の方のオーナーシップによって運営されています。エイズ孤児を含む弱い立場に置かれた子どもたちの支援や、HIV陽性者支援、エイズ啓発など地域に根差した様々な活動を展開しています。

今回はウガンダ・ケニアの各団体で3~4日間のプログラムを通して中期計画を立てるワークショップや議論を重ねました。どのようなステップで中期計画を立てていったのかは改めてご紹介するとして、ここではプログラムでのちょっとした工夫をご紹介します。

多様なステークホルダー(利害関係者)を巻きこむ

パートナー団体とプラスで支援を届ける子どもたちはHIV/エイズや貧困などから派生する様々な困難に直面しています。保護者の不在、学校の中退、早期結婚・出産、差別や偏見、不十分な衣食住、ロールモデルの不在など、問題が発生する場所や状況、そこに関係する人やグループも多岐に渡ります。

そのため、プラスとパートナー団体だけではなく、子どもたちの問題に影響を与える地域のステークホルダーにもプログラムに参加いただきました。例えば、HIV陽性者の当事者グループ、若者グループ、エイズ孤児を抱えるお母さん、県の行政官、パートナー団体のボランティアなど。


ウガンダでのプログラムでディスカッションに加わる地域のボランティアや県の行政官たち。

多様な参加者を巻き込むことで、「それぞれの強みを生かして、課題を解決するために何にどう働きかけることができるか」という視点でアイディアを広く募ることができます。

どんな地域や組織にもかけがえのないリソース(資源)がある

プログラムでは、地域やパートナー団体が抱える課題にも焦点をあてますが、すでに地域やパートナー団体がもっている資源や能力、可能性を再認識・尊重して、それらをどう活かしていくか考えていくことも大切です。


地域のリソースを絵に描いて出し合うワークショップ。学校・先生や病院、農作物から、天候・自然、親切な人々など様々なリソースが出ました。

いきなり課題に入るのではなく、その地域の良いところ、団体の強みと思うところなどポジティブな面を共有しあうことで、地域や団体への誇りや貢献意欲を土台に議論をスタートすることが期待できます。また、言葉以外の表現を入れることで、言語にできない地域への愛着や感情などもくみ取ることができます。

地域に生きる人たちの本当の姿をとらえる

プログラムの中では、政府のレポートや国際機関の報告書を読み、そこから読み取れた状況や問題を出し合うワークも行いました。けれども、必ず立ち返るのは、「それは実際に自分たちの地域で起こっていることなのか」ということでした。

パートナー団体が地域で経験・直面してきた実際のストーリーに立ち戻って掘り下げていく作業は、オフィスの中だけで行うのではなく、実際にフィールドを訪ねることからも捉えていきました。次回以降は、プラスのプロジェクトに参加するお母さんのストーリーをご紹介します。


ビクトリア湖の夕陽。地域の「リソース」として何度も登場しました。

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Yahoo!チャリティーオークションのご報告【世界エイズデーキャンペーン2016】

世界エイズデーキャンペーン2016に合わせて開催していたチャリティーオークションが終了しましたので、ご報告させていただきます!
今回もたくさんの方にご協力いただき、無事に終了することが出来ました。様々な形でご協力いただいた皆様に、心よりお礼申し上げます。誠にありがとうございました。

世界エイズデーキャンペーンとは

エイズデー(12月1日)は、1988年に世界レベルでのエイズ蔓延防止と患者・感染者による差別・偏見の解消を図ることを目的として、WHO(世界保健機構)により制定されました。
また、当団体が支援するエイズ孤児とは、両親もしくは片親をHIV/エイズによって亡くした18歳未満の子どもを指します。
今年で設立11年目を迎えるプラスでは、エイズについて、日本の皆様に伝え、そして行動するために今年もキャンペーンを展開しています。
チャリティパーティやチャリティオークションなどの企画を通して、多くの方にご参加いただきました!

プラスチャリティーオークションとは

エイズ孤児支援NGO・PLASが展開する2016年世界エイズデーキャンペーンの一環で、本キャンペーンの趣旨に賛同頂いた著名人に物品を提供してもらい、Yahoo!Japanさんご協力の元ネット上でオークションを行なっています。
2009年から毎年世界エイズ孤児デーと世界エイズデーのキャンペーンに合わせて開催してきました。
チャリティオークションの収益はエイズ孤児支援NGO・PLASを通して、アフリカのエイズ孤児支援活動に使われます。

著名人29名の方にご協力いただきました!

世界エイズデーキャンペーン2016に合わせて行った今回のチャリティーオークションでは、2016年12月5日〜2017年3月6日の期間、Yahoo!オークションサイトのチャリティオークションページにて、著名人の方のサインや私物等を出品させていただきました。
合計29名の方にご協力いただき、総計出品数は112品、総額落札金額2,954,738円となりました。
皆さまの温かなご協力、誠にありがとうございました!

ご協力いただいた著名人の方々

ミュージシャン、スポーツ選手、タレント、漫画家など様々な分野でご活躍されている29名の方にご協力いただきました!

もっと知りたい、アクションしたい方へ

●まずエイズ孤児について知る
>>エイズ孤児のいま
●プラスの概要について知る
>>団体概要
●今すぐエイズ孤児とプラスを支援するならこちらから!

 

カテゴリー: 世界エイズデー |

ケニアレポート ―ケニアでバスに乗る際に、○○の席にはご用心―

今日の現地レポートでは、いつもと趣向を少し変えて、スタッフが現地、今回は特にケニアに出張する際の様子をご紹介します。
現在、海外事業マネージャーの巣内がケニア、ウガンダに出張中で、今月初旬まで事務局長の小島がケニア、ウガンダに出張していました。

まず、出張で気にしなければならないのは、安全管理の問題です。
プラスでは安全管理マニュアルを作成し、現場で安全を管理するための行動の原理原則や、様々なトラブルへの対応を明文化しています。
例えばバスに乗って現場に出かける際に、どんなバス会社の、どんなバスを、どんな時間帯で選択し、どんな席に座るか?乗った際はどんなことに気を付けるか?そのようなことを細かくマニュアル化しているのです。

バスの待合所。奥に見えるのが乗車するバス。

例えばバスに乗る際に、どんな席はNGだと思いますか?

答えは、「助手席」と「入口に近い場所」です。
一般的に「助手席」事故の際に被害が大きい可能性が高いと言われています。ちなみに日本のバスで助手席に乗ることはほぼないと思うのですが、ケニアでは「マタツ」というミニバスがあり、助手席にもお客さんが乗るのです。
ま「入口に近い場所」はスリの被害を受けやすいため、避けるようにしています。

また、乗車した際には、スリ防止のために、持ち物には原則南京錠をかけます。

現場までのバスはのどかな風景も広がっており、窓の外を眺めるのも楽しみの一つです。

小さな町に停車すると、お菓子や飲み物、時には串バーベキューの販売もあり、とても活気があります。

それから、出張の楽しみといえば、食事です。
ここ数年、ナイロビやキスムなどの都市には、日本と見間違うほどのおしゃれなカフェも多く展開されています。
(残念ながらカフェであまりカメラやスマホを出さないようにしているため、良い写真がありませんでした…)

村の中では、ローカルな食事をいただきます。
スタッフによってはお気に入りのお店があったり、「あそこのお店はスープがおいしい!」なんていう口コミを村の人から聞いて食べに行ったりもします。

チキンシチューとチャパティ、スクマビキ炒め(緑色のケール系お野菜)。

今回は、出張中のスタッフの日常を少しご紹介してみました。
現地ではこうした日常を過ごしながら、日々のプロジェクトを進めています。

カテゴリー: 現地レポート |

4/6(木)NGOのインターンに興味のある方へ!説明会を開催します!

本イベントは、最少催行人員に満たなかったため、まことに勝手ながら開催中止とさせて頂きました。

HIV/エイズによって影響を受ける子どもたちが笑顔でいられる社会を実現するため、
プラスで一緒に働きませんか?

プラスでは国内の広報や資金調達業務、海外事業のサポート、ソーシャルメディアの活用等を通してプラスの活動を支える事務局インターンを募集しています。
現在、4月から勤務できるインターン生を特に募集中です。
そこで、プラスでのインターンに関心のある大学生・社会人の方向けに説明会を開催します!

「国際協力系のNGOで働いてみたい」
「新年度から新しいことにチャレンジしてみたい」
「アフリカやエイズについて関心がある」
「ソーシャルビジネスを学びたい」
「将来に向けてキャリアチェンジを図りたい」

このような想いを抱いている方、私たちと一緒に活動してみませんか?

>>プラスの団体概要はこちら
>>インターン募集の詳細はこちら

当日は、現役インターン生による詳しい業務説明をはじめ、プラスでのインターンの特徴や魅力をじっくりご紹介します。
個別相談では、勤務条件等細かなことを直接ご相談いただくことも可能です。

プラスでのインターンに少しでも興味のある方は、ぜひお気軽に説明会へお越しください!
多くの方のご参加をお待ちしています。

開催概要

 

日時 2017年4月6日(木)19:00〜20:00(18:45開場)
場所 エイズ孤児支援NGO・PLAS事務所
〒110-0005 東京都台東区上野5-3-4 クリエイティブOne秋葉原ビル7F
>>地図・アクセスはこちら
参加費 無料
募集人数 10名程度
※申込者数が4名に満たない場合は開催を取りやめる場合がございます。予めご了承ください。
プログラム ・団体説明
・インターン業務内容説明
・現役インターン生が語る「プラスの魅力」
・質疑応答/個別相談

お問い合わせ

info@plas-aids.org
Tel 03-6803-0791

もっと知りたい、アクションしたい方へ

●まずエイズ孤児について知る
>>エイズ孤児のいま
●プラスの概要について知る
>>団体概要
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