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2008年11月12日

●【Weekly News】ケニア:妊産婦が敬遠するHIV検査

マリー・アティエさんは、先日故郷であるスバで子どもを産んだ。
彼女は、ヘルスセンターに行き、そこで出産する方が、自宅で産むより安全であることは知っていた。
だが、そこに行けば、HIV検査を受けなければならず、もし陽性であることが分かった場合を恐れて、結局自宅での出産となった。
「大体子どもを産むときは、伝統的助産師を呼んで自宅で産むわ。
だって、病院に行ったら、決まってHIV検査を受けなければならないから。
検査は怖い。何人も知り合いの女性たちが陽性であることが分かって、夫に捨てられたの。」


HIVの母子感染予防プログラム(PMTCT)ではHIV検査が、
ほとんどの病院で行われるように決まっている。
しかし、ニャンザ州に住む多くの女性たちは、出産前のHIV検査の結果が、
直接彼女たちの結婚生活にとって脅威となると言う。


同じく、スバに住むジェーン・アウィノさんは、IRIN/PlusNewsの記者に対して、このように話した。
「この前の出産時に検査を受けるよう言われたわ。夫も一緒に検査を受けるようにって。
だけど、彼は検査を拒否したから結局私だけが受けたの。そしたら、HIV陽性であることがわかって。
それから、夫は暴力を振るうようになって、最終的に子どもと一緒に家を追い出されたの。」


スバ地域の、軍医であるアグレイ・オウコ先生は、もっとたくさんの女性を病院に行くように促し、
母子感染を予防するキャンペーンを展開している。
だが、HIVの診断に対する恐怖が、女性たちを出産時のケアプログラムから遠ざけていると言う。


2005年、ニャンザ州のPMTCTに関する調査では、HIV検査の結果に関わらず、
検査を受けた80%の人は事後カウンセリングに訪れなかった。
また、HIV陽性と診断された95%の人は、スティグマ、差別また暴力への恐怖のあまり、
配偶者、または家族に対してその結果を公表しなかった。


「たくさんの団体が、女性のエンパワメントを促進するためにキャンペーンを実施しているが、
女性の教育水準の低さや、結婚の重要性が原因で、あまり効果は出ていない」とオウコ先生は言う。
スバ地域のNGOソーシャルワーカーの、ブレッダ・マシンデさんは
「PMTCTはもっと男性を巻き込む必要がある。ほとんどのプログラムは男性の関与を除外している。
そのことが、女性と私たちソーシャルワーカーが、彼ら男性の地位を貶めようとしている“敵”であると思い込ませている。」と話した。


女性の、自尊心の低さや、男性への依存、また結婚の制度の問題に、
女性がまだ若いときから取り組む必要がある。
またマシンデさんは、女性はあまりにも結婚の重要性を信じすぎてしまっているので、
自分の健康を犠牲にしてしまう、と語る。


ニャンザ州は、中途退学率が国の中で一番高く、またこの地域の女性は、
国内の他の地域の女性よりも早くから性行為を始めているという調査結果も出ている。
2007年にケニアで行われたHIV指標調査では、ケニアの平均HIV有病率である7.8%と比べると、
ニャンザ州のHIV有病率が、15.3%と約2倍になっている。


原題: Fear of HIV testing keeps pregnant women at home
日付: October 22, 2008
出典: IRIN/PlusNews
URL : http://www.plusnews.org/Report.aspx?ReportId=81054

Posted at 16:58 | Category : Weekly News Update | Trackbacks [0]
2008年11月11日

●東京開発ラーニングセンターでのエイズ孤児に関する勉強会(11月20日)のお知らせ

東京開発ラーニングセンター(TDLC)が
2009年1月にウガンダで開催されるエイズ孤児とのワークショップにさきがけ、
孤児たちが抱える問題、エイズ孤児についてみなさんと考える講座を3回シリーズで開催されます。
その第二回にPLASから郭と一宮がゲストスピーカーとして参加いたします。
大学生という立場で、日本からどう活動に取り組んでいるかをお話しする予定です。


3回シリーズの日程と内容


第一回
ウガンダエイズ孤児の実際と生活改善への取り組み
 スピーカー:ASHINAGAウガンダ 佐藤弘康氏+ボランティアスタッフ(ウガンダよりテレビ会議にて)、 ナブケニャ・リタ氏(早稲田大学学生)
 日時:2008年11月13日(木)18:00-19:30


第二回
エイズ孤児への日本からのアプローチ
 スピーカー:エイズ孤児支援NGO・PLAS 郭晃彰氏、一宮暢彦氏
 日時:2008年11月20日(木曜)18:00-19:30


第三回
芸術家の感性は開発問題にどう生かされる
 スピーカー:宮島達男氏(現代アーティスト、東北芸術工科大学副学長)、桜木奈央子氏(写真家)
 日時:2008年11月27日(木曜)18:00-19:30


詳細は東京開発ラーニングセンターホームページをご覧ください。
http://www.jointokyo.org/ja/programs/catalogue/orphan_meets_artist_artist_meets_orphan/


参加をご希望の方は、以下のメールアドレスにお名前、ご所属、参加希望の勉強会を明記の上、ご連絡をください。
webcommunications@jointokyo.org

Posted at 16:56 | Category : 勉強会・イベント情報 | Trackbacks [0]
2008年11月06日

●【Weekly News】スワジランド:子どもが遺されていくスワジランド

冬の色が残る山間で、Gogo Ndlovuさんは、
5人の孤児となってしまった孫の面倒を見ている。
彼女は、腰は曲がってしまい、杖に頼っている状態である。
Gogoさんはこう言う、「雨が止んでから、作物の成長も止まってしまった。
私たちには何もない。どうしたらいいのかわからない」。


その5人の子どもたち、ファムザ(9)、シフィソ(11)、サンドラ(11)、ムブソ(10)、ネリジウェ(12)は、
学校に着ていく服もない。彼らは、学校にお腹を空かせていき、
お昼に出る国連子ども基金による、給食だけでお腹を満たす。
しかし、彼らのような状況に置かれてしまっている家族は後を断たない。
スワジランドでは、HIVの有病率が19%と、世界で最も高くなっている。
平均寿命は、60歳から31歳へと激減し、
そのため3人に1人の子どもたちはエイズによって孤児となってしまった。


スワジランドの世界食糧計画(WFP)代表、Abdoulaye Baldeさんは、
「働き盛りの男女がAIDSで亡くなっていくことが、食料不足を招いている。
それに、エイズは隠居生活を送ろうとしていた世代に、
新たに子どもを育てるという負担をかけている」と指摘する。
農業と縫製事業で得た収益の4分の1を孤児たちの支援に回している、
HIV-positive women Swazis for Positive Living (SWAPOL)は、
孤児たちが生まれ育った場所から引き離されるようなことがないように、従事している。
SWAPOLのメンバーの一人である、サンシャイン・クネネさんは、
「あまりにも孤児の数が多すぎることが、この問題がないがしろにされている原因でしょう。
ここ2~3年で、5人に1人の子どもがエイズで両親とも失い孤児となりました。
どこに、この子たちを養っていける人的資源があるというのでしょうか」と嘆く。


最近、健康経済とHIV/AIDS研究部署は、スワジランドはエイズによって多大な不利益を被っているが、
国際社会で最優先的事項として扱われていないと指摘した。
過去の経済状況により、スワジランドは中間所得国として扱われているため、
低所得国の受けているような、援助金を受け取ることができないのだ。


報告書'Reviewing Emergencies for Swaziland' (2007)はスワジランドの経済が急激に悪化し、
低所得国のレベルに落ち込んだときには、すでにどんな介入も意味が無いほど、
HIV/AIDSの感染状況は手遅れになるだろうと示唆している。


Gogo Ndlovuの孫たちは、孤児のためのコミュニティーケアポイントまで、
2キロの岩に囲まれた悪路を歩いく。そこでは、粥が出されるが、
兄弟たちはスプーンを持っていないため、火傷に気をつけながら手で食べるしかない。
数分の静寂の後、子どもたちはビニール袋を幾層にも重ねて作ったサッカーボールを作り、
嬉々としてボールを追い始めた。
それを見ていた配給担当者は、「ちょっとしたことであの子たちは子どもらしくなれるんだ」と言っていた。


原題: Children Seek Hope in the Face of Aids
日付: July 24, 2008
出典: Inter Press Service
URL : http://allafrica.com/stories/200807250004.html

Posted at 12:19 | Category : Weekly News Update | Trackbacks [0]
2008年11月04日

●PLAS支援者交流会「PLAS+」を開催しました!

先月10月25日、PLASの事務所にて第2回サポーター交流会「PLAS+」を開催いたしました!

当日はNPO法人「QUILT21」のスタッフの皆様にご指導いただき、
かわいい手作りブローチを作っていきました。

以前よりボランティアとしてご支援いただいていた方や、
このサポーター交流会を機にPLASを知っていただいた方、
そしてスタッフを交えて、和やかに会は進んでいきました。


PLAS%2B2.jpg

「現地の学校はどんな様子なんでしょうか?」
「教科書などは足りているんでしょうか?」
ブローチ作りに手を動かしながらも、
PLASの活動に関して話題にのぼるシーンも見られました。

最後には、参加者みんなでブローチが完成!満面の笑顔です。

参加者のみなさま、ご参加ありがとうございます。
そしてQUILT21の皆様、ご指導のほど誠にありがとうございます。

次回のサポーター交流会も、たくさんの方のご参加お待ちしております!

Posted at 03:33 | Category : 活動報告 | Trackbacks [0]
2008年10月30日

●2009春ウガンダ・ケニア国際ワークキャンプ説明会開催決定!

☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

  PLAS2009春ウガンダ・ケニア国際ワークキャンプ説明会
         11月14日(金)19:00-20:30
         12月3日(水)19:00-20:30

☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

はだしで赤土の上を駆け回る、
アフリカの子どもたちの笑顔を想像してみてください。
エイズ孤児の増加や児童労働など様々な問題を抱えながらも、
アフリカでは子ども達が生き生きと力強く生きています。
現地の人たちの生活や子どもたちのかわいい笑顔にに触れながら、
エイズ孤児の問題に目を向けてみませんか?
今回は、エイズ孤児支援NGO・PLASがこの春に開催する、
2009年国際ワークキャンプの説明会を開催します。

現地ではどんな体験ができるの?
参加したいけど、どれぐらいお金がかかるの?
参加体験談も含め、そんな疑問にお答えします。
ぜひお気軽にお越しください。

(ワークキャンプの詳細に関してはこちらをご覧ください。)
http://www.plas-aids.org/volunteer/work_camp.html

■日時■
11月14日(金)19:00-20:30
12月3日(水)19:00-20:30

■会場■
PLAS事務所
アクセス:JRもしくは都営三田線目黒駅徒歩8分
地図:http://www.plas-aids.org/contact/index.html

■対象■
ワークキャンプに興味のある方、10名程度

■当日のプログラム■
 自己紹介
 PLASとは、エイズ孤児とは
 ワークキャンプ概要
 過去のケニア・ウガンダキャンプ参加スタッフの現地体験談
 申し込みからキャンプ参加までの流れ
 質疑応答
 PLASからのお知らせ
 
■参加費■
無料

■説明会への申し込みはこちら■
浅野 asano@plas-aids.org
お名前、ご所属、ご希望の説明会日程を明記の上、ご連絡をください。
※ 当日参加も歓迎です!

■主催■
エイズ孤児支援NGO・PLAS (http://plas-aids.org/)

Posted at 18:39 | Category : ボランティア募集, 勉強会・イベント情報 | Trackbacks [0]

●ウガンダレポート -母子感染予防ワークショップを実施して-

10月18日、ウガンダのルウェロにて、出産適齢期の女性を対象にエイズ啓発ワークショップを実施しました。エイズの基礎的な知識を学び、特に母子感染について学ぶことで、子どもへのHIV感染を予防することが目的です。ワークショップには15名が参加し、赤ちゃんを連れた母親や、足の悪い女性、盲目の女性などがおり、様々なバックグラウンドを持った女性が地域の各地から集まりました。
ワークショップが開始して、HIVとエイズの違いやHIVの感染経路などを学んでいくうち、参加者の一人がファシリテーターに質問しました。


「エイズは、魔術によっては感染しないのですか?」


この女性が言う魔術とは、ウガンダやケニアなどアフリカの多くの国で広く信じられている土着のもので、特に都会から離れた村などによく見られます。この魔術は、病気を治したり、人との関係を修復したりするような良いことから、人に呪いをかけて病気にさせたり、殺したりするような恐ろしいことまで、実に様々なことができると信じられています。


その女性が続けます。
「自分がHIVに感染したのは、魔術のせいだと思っていました。」


彼女は子どもの頃に両親をエイズで亡くしました。両親は亡くなる前、「性交渉を持つとHIVに感染するから、性交渉は絶対に持ってはいけない」と彼女に教えたそうです。彼女は両親の教えに従ってきましたが、その後彼女自身もHIVに感染していることがわかりました。彼女は、誰とも性交渉を持ったことのない自分が感染したのは、近所の人が彼女に魔術をかけたからに違いないと考え、それを長い間信じてきました。


P1090866_r1.JPG


ウガンダでは、人々のエイズに関する認識が広まる一方、誤った認識や迷信などが依然として多く存在しています。特に、母子感染はウガンダで二番目に大きな感染原因であるにも関わらず、母子感染に関する正しい知識は十分普及しているとはいえません。

ワークショップ後、その女性は、自分が魔術によって感染したのではないこと、そして感染者でも子どもに感染させずに出産できるということがわかり、未来に希望が持てるようになった、と明るく語ってくれました。
                                               (文責:谷澤明日香)

Posted at 18:24 | Category : 現地レポート | Trackbacks [0]

●12月世界エイズデーに合わせてケニアでエイズ啓発事業を行います

12月1日の世界エイズデーに向けて、11月1日からプラスのスタッフ二名、
門田と服部がケニアに渡航します。
12月初旬にケニアのウクワラでエイズ啓発事業の準備と実施を行います。

このエイズ啓発事業では、地域住民の方約100人を対象に、HIV/AIDSの正しい情報
の提供や差別解消をテーマにしたドラマでの啓発、無料のHIV検査とカウンセリングを行います。

知識や、技術の提供だけではなく、ドラマを見た後に住民から質問やコメントを受け、
参加者全員でそれを共有するなど、住民が積極的に参加できるエイズ啓発を行い、
地域の人々が共にHIV/AIDSについて考える機会を作りたいと考えています。

この地域では、HIV/AIDSの基本的な情報を得る機会がほとんどないのが現状ではありますが、
地道に啓発活動を継続していくことが重要なのではないかと、プラスは考えています。

また、このケニアでのエイズ啓発事業に対して、独立行政法人国際協力機構(JICA)様より、
市民参加協力事業としてご支援をいただいています。
JICA様には、この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

Posted at 13:03 | Category : 活動報告 | Trackbacks [0]
2008年10月24日

●2008年夏ウガンダ国際ワークキャンプ報告

2008年9月4日から19日の16日間にわたってウガンダ国際ワークキャンプが開催されました。
今回はウガンダ共和国ルウェロ県のBasajjansolo Memorial Training Centre (以下BMTC)で、初の開催となりました。

おもなプログラムとして、新規教室の建設、エイズ啓発ワークショップを行いました。

建設では基礎構造の完成している教室の上部構造の建設、および隣接する教室の基礎構造の建設を行いました。多くの日本人ボランティアにとって建設作業自体が初めてであり、ウガンダ人と日本人ボランティアとの間には体力的、かつ経験的な差が多くあり、日本人のボランティアが仕事に戸惑う場面も多くみられました。しかし、実際に教室が一個建つと目に見えて成果が分かるために、達成感を得られたという声が上がりました。また、地域住民も早朝から手伝いに訪れるなど、地域住民の理解や協力の姿勢を垣間見ることができました。また、彼らと作業の休憩時間に交流を持てたことは日本人ボランティアにとって有意義なものになりました。


また学校保護者や周辺地域住民にHIV/AIDSやエイズ孤児に対する理解を深めてもらうことを目的として、地域ヘルスセンターや地域団体からの協力を得てエイズ啓発ワークショップを開催しました。ワークショップの広報として、学校周辺でのフライヤー配布、ポスター掲示、ラジオによる宣伝を行いました。


ワークショップでは、地域団体によるエイズ啓発の歌や踊りが披露され、ウガンダ人ボランティアによるHIV/エイズに対する差別・スティグマについてのレクチャー、コンドームプロモーションなどが行われました。日ごろエイズに関心がない人にこそワークショップに参加してもらうために、日本人ボランティアはエンターテイメントという役割に的を絞り、ソーラン節を披露し、初めてみるソーラン節に、多くの地域住民が魅了されました。
また、2時間ほど行われた無料HIV検査では、43名が検査を受け、うち4名が陽性であることが判明しました。陽性であると判明した人には、カウンセリングや医療機関の紹介等を行いました。


今回のワークキャンプを通じて日本人ボランティアはみなそれぞれさまざまなことを感じているようです。

日本のメディアを通して伝わってくるアフリカの悲惨な現実。
しかし、実際行ってみると、そこにあったのは、地域の人たちの、そして子どもたちのはじけるような笑顔でした。


しかし、その笑顔の裏にはHIV/AIDSの問題が確実に根を下ろし、彼らをむしばんでいるのです。その問題のあまりの大きさに自分には何もできないのではないかと悲観してしまう姿も見受けられました。


わずか2週間の滞在において、ボランティアができることは本当に小さなものかもしれません。しかし、この経験を今後日本で活かしていくことによって一人でも多くの人たちが、アフリカに、エイズに、エイズ孤児に関心を持って、そして行動していけるような社会になっていくことを期待します。


最後に本事業にあたり、多くの方からのご支援、ご協力を承ったことを、ここに厚く御礼申し上げます。またPLASともども、今後エイズ孤児たちが笑顔で過ごせる社会を目指してまい進していきたいと思いますので、今後とも応援よろしくお願いいたします。

(文責:2008年夏ウガンダ国際ワークキャンプリーダー 浅野拓也)

Posted at 04:48 | Category : 活動報告 | Trackbacks [0]
2008年10月16日

●【Weekly News】アメリカ:HIV陽性者の入国制限、全面撤廃には至らず

HIV陽性者の入国制限措置撤廃が米国議会で表決されてから2ヶ月、アメリカ国土安全保障省(DHS)は、HIV陽性渡航者の短期渡航申請を「合理化」する条例を発布することを発表した。
ブッシュ大統領が2年前、短期渡航申請の合理化を指示したことを受けてのこととみられる。


「単にHIV陽性者の入国制限措置を全面撤廃しなかったことからみても、政府はこれまでと同様にHIVに対しては特別な扱いしている」
こう語るのはImmigration Equality取締役のニールソンさん。


今回の発表は大統領エイズ救済緊急計画(PEPFAR)が入国制限撤廃措置を再認可し、
上下院の大多数が賛成した議決をブッシュ大統領が7月に署名した直後のこと。
しかしながら、入国制限措置の全面撤廃には依然として調整が必要であり、
調整が終了するまでは入国制限措置が継続される。
9月に施行された規定では入国制限措置は撤廃されていないのだ。


新しい規定では、HIV陽性の短期渡航者には12項目からなる厳しい審査が義務付けられた。
渡航者に本来不必要なストレスを与えること以上に、HIV陽性者に対する差別にもさらされる。
また、いくつかの審査項目は最新のHIV治療にそぐわないものもある。
さらに、入国を許可された者は、米国人と結婚したとしても、米国永住権の放棄を義務付けられる。


DHSは、これまでDHSに申請書を送付し18日間かかっていた審査が今回の合理化によって国務省領事の判断によって即座に渡航を認可することが可能になったとしている。


HIV陽性者の入国制限措置撤廃に尽力してきたリー議員は、
不必要で潜在的に有害なこのルールを早急に撤廃することを大統領は積極的に働きかけ、
1月の任期満了までに全面撤廃を実現するべきだ、としている。

原題: Restrictions on Visitors Eased but Not Eliminated
日付: October 1, 2008
出典: HIV Plus
URL : http://www.hivplusmag.com/NewsStory.asp?id=18913&sd=10/01/2008

Posted at 22:52 | Category : Weekly News Update | Trackbacks [0]
2008年10月10日

●グローバルフェスタ実施報告

10月4、5日に日比谷公園で開催された「グローバルフェスタJAPAN2008」に、
昨年に引き続きブース出展をいたしました!
2日間とも晴天に恵まれ、合計で9万人強の方が会場に足を運ばれたとのことでした。

NGOブースでは9月に終わったばかりのウガンダの新事業地ルウェロで実施した、
国際ワークキャンプの活動報告会を計3回実施し、毎回ブースから人が溢れるほどの方に
お集まり頂きました。
報告会は実際にキャンプに参加していたキャンパーが自分の口で、地域に実情や体験談を
語るというスタンスで実施致しました。
報告会後はキャンプに興味を持って下さった方からの積極的な質問を頂きました。

     PA052919_s.JPG
     来場者に報告をするボランティアスタッフら

     PA052911_s.JPG
     たくさんの方が報告を聞いてくださいました!


またブースではイデアインターナショナルとのコラボ商品である「エコ・ポケ・マイ箸」の販売を行い、
2日間で準備していた100本全てが完売するという結果を残すことが出来ました。
その他現地で調達して来たアフリカングッズも本当に多くの方がご購入して下さりました。

     PA052898_s.JPG


また、もうひとつ嬉しいご報告があります!
グローバルフェスタ毎年恒例のチャリティーランの寄付先にプラスが選ばれました!
この企画は、一般の方にチャリティマラソンに参加していただき、その収益を支援に、というものです。
ことしは1222名の方がが日比谷公園周辺を走ってくださいました!
多くの方にご協力いただき、本当に嬉しく思っております。
今年は過去最高のチャリティーラン参加者数を記録し、120万円の寄付金を頂きました。
このご寄付はウガンダルウェロでのエイズ孤児支援事業に充てさせて頂きます。

     PA052944_s.JPG
     閉会式の様子。

このチャリティランの寄付先として、みなさまにプラスの活動を知っていただくために、
NGOブース内のプラスブースとは別に、チャリティランブースにも出展をいたしました。
こちらのブースでは、ランナーの方や来場者の皆様に、支援先のルウェロ事業のご紹介をした他、
みなさまの応援メッセージを現地へ届けようと、手形やメッセージをいただきました。

     PA092962_s.JPG
     皆さんからの手形やメッセージ!


当日はウガンダの大使にもお越しいただき、手形を押していただきました。

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これらの手形やメッセージは、来年ウガンダへ届けます!
また、来年のグローバルフェスタで、チャリティーランに参加して下さった方々に、エイズ孤児たちの
笑顔をひとつでも多く届けられるように、事業を展開できればと改めて気持ちを引き締めております。

最後になりましたが、当日は多くのボランティアの方にご協力して頂きました。
一般のボランティアの方が13名、過去にキャンプに参加して以降協力してくれる方が10名強と、
本当にたくさんの方のご協力のもとで、実施することが出来ました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました!

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     1日目のボランティア記念撮影!

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     2日目のボランティア記念撮影!


これからも事業地での活動はもちろんのこと、エイズ孤児たちの存在を日本でしっかりと伝え、
支援体制を整えていく為にも、様々な場所でアピールしていければと思っておりますので、
ご支援ご協力のほど宜しくお願い致します。

(国内事業部:郭)

Posted at 14:16 | Category : 活動報告 | Trackbacks [0]