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ウガンダレポート ―劇からみえてくる地域のくらし―

2013年よりパートナーシップを組んでいる現地パートナー団体「カユンガ」。
これまで養鶏を通したエイズ孤児支援事業やペーパービーズによる生計向上事業等をともに実施してきました。

今回は、中期的な視野に立ち、これからどのような変化を地域にもたらしたいか、ワークショップを実施しました。
どんな活動が地域に必要か、「プロジェクト」を考えるのではなく、あくまで地域を、自分たちがどのように変えていきたいか、中期的な視点で議論するワークショップです。

まず1日目。50名ほどのメンバーらが集まり、「劇」を通して地域課題を見つめるアクティビティを実施しました。
代表のジョイさんと2名のメンバーがお手本として、「早期妊娠」をテーマの劇を披露しました。
地域で見聞きした「早期妊娠」という課題をテーマに劇を自分たちで作り、自分たちで演じます。

手本を見せるジョイさんたち

その後、10のグループを作り、グループごとに気になる地域の課題をテーマに、その場で劇を作り上げていきます。
この過程で、さまざまな地域課題が洗い出されていきました。

今回出たテーマは、
・食糧不足とARV
・学費の責任が母親だけに負わされ父親は無関心
・家長の飲酒問題で女性が子どもを連れて出ていく
・スモールビジネス
・夫を亡くした女性と子どものHIV検査
・シングルマザーが教育費払えず学校から子どもの登校を拒否される
・ブランケットやシーツが不足
と、非常に多岐にわたるものでした。

劇のシナリオを決めたら、次は練習です。
劇団員かと見間違うほどに臨場感あふれる演技のメンバーたち。練習にも熱が入っています。

劇の練習をするメンバー

即席で作った劇とは思えないほど、それぞれに演出や台詞が工夫されていました。

劇を発表するメンバーたち

すべてのグループが演劇を発表したところで、「これで全ての問題がカバーされたわけではない、まだほかにも課題がある」ということで、さらにもう1ラウンドを実施することになりました。

次は、年代別にグループを分け、同世代だからこそ感じている課題を劇にすることになりました。
20代、30代前半、30代後半、40歳以上で10グループを作り、自分たちの年齢を考慮し、自分や家族にとって本当に重要な問題について改めて考えました。

このときのテーマは、
・HIV陽性の娘が孫を連れてきたが、祖父は他界し、祖母は貧しさから彼女たちを養えない
・夫を失った陽性女性が大家から家賃滞納を責められる
・父親の飲酒によって教育費が払えず中退した少女が家出をしてストリートで売春をするようになる
・夫婦でHIV検査を受けたが妻だけが陽性で夫は妻を置いて家を出る
・クラフト品を制作してものマーケットがない
・シングルマザーで、親戚の助けさえも借りることができない
・シングルマザーの子どもたちが街に出て良くないグループに入り非行に走る
・継母から子どもへの虐待
など、家族の問題にフォーカスが当たっていました。

劇を食い入るように見ています

こうして1日目のアクティビティは、メンバーが自分たちの見聞きした地域の課題を共有し劇を作り上げる過程を経て、さまざまな地域の課題が認識されました。
この「地域の課題」は言葉のイメージだけで語られるのではなく、具体的にどんなシチュエーションがあるのか、メンバーたちの間でリアリティをもって共有することができました。

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