プラスのお知らせ

現地パートナー団体と描く中期ビジョンーウガンダ・ケニア出張報告①

こんにちは、事務局長の小島です。いつもプラスを応援いただきありがとうございます。

今月、3週間のウガンダ・ケニア出張から帰国しました。今回のレポートから数回にわたって出張で何をしてきたのか、そこから見えてきた現地の状況やプラスの今後の展望についてお伝えします。


10年ぶりに訪れたウガンダ。懐かしい風景が広がっていました。

これまでの現地レポートでは、遠隔地でのフィールドワークや、赤土の道を歩いて受益者のお母さんを訪ねる様子をお伝えしたこともありますが、今回の舞台はフィールドではなく、プラスの現地パートナーNGO(以下パートナー団体)のオフィス。ともに活動を行う彼らと中期計画(5年間でパートナー団体とプラスでどのような変化を実現するかと、その道筋)を立てることが出張のゴールだったからです。


パートナー団体のみなさんとの集合写真

訪問した3つのパートナー団体は、プラスと親和性のあるミッションやビジョンを持ち、現地の方のオーナーシップによって運営されています。エイズ孤児を含む弱い立場に置かれた子どもたちの支援や、HIV陽性者支援、エイズ啓発など地域に根差した様々な活動を展開しています。

今回はウガンダ・ケニアの各団体で3~4日間のプログラムを通して中期計画を立てるワークショップや議論を重ねました。どのようなステップで中期計画を立てていったのかは改めてご紹介するとして、ここではプログラムでのちょっとした工夫をご紹介します。

多様なステークホルダー(利害関係者)を巻きこむ

パートナー団体とプラスで支援を届ける子どもたちはHIV/エイズや貧困などから派生する様々な困難に直面しています。保護者の不在、学校の中退、早期結婚・出産、差別や偏見、不十分な衣食住、ロールモデルの不在など、問題が発生する場所や状況、そこに関係する人やグループも多岐に渡ります。

そのため、プラスとパートナー団体だけではなく、子どもたちの問題に影響を与える地域のステークホルダーにもプログラムに参加いただきました。例えば、HIV陽性者の当事者グループ、若者グループ、エイズ孤児を抱えるお母さん、県の行政官、パートナー団体のボランティアなど。


ウガンダでのプログラムでディスカッションに加わる地域のボランティアや県の行政官たち。

多様な参加者を巻き込むことで、「それぞれの強みを生かして、課題を解決するために何にどう働きかけることができるか」という視点でアイディアを広く募ることができます。

どんな地域や組織にもかけがえのないリソース(資源)がある

プログラムでは、地域やパートナー団体が抱える課題にも焦点をあてますが、すでに地域やパートナー団体がもっている資源や能力、可能性を再認識・尊重して、それらをどう活かしていくか考えていくことも大切です。


地域のリソースを絵に描いて出し合うワークショップ。学校・先生や病院、農作物から、天候・自然、親切な人々など様々なリソースが出ました。

いきなり課題に入るのではなく、その地域の良いところ、団体の強みと思うところなどポジティブな面を共有しあうことで、地域や団体への誇りや貢献意欲を土台に議論をスタートすることが期待できます。また、言葉以外の表現を入れることで、言語にできない地域への愛着や感情などもくみ取ることができます。

地域に生きる人たちの本当の姿をとらえる

プログラムの中では、政府のレポートや国際機関の報告書を読み、そこから読み取れた状況や問題を出し合うワークも行いました。けれども、必ず立ち返るのは、「それは実際に自分たちの地域で起こっていることなのか」ということでした。

パートナー団体が地域で経験・直面してきた実際のストーリーに立ち戻って掘り下げていく作業は、オフィスの中だけで行うのではなく、実際にフィールドを訪ねることからも捉えていきました。次回以降は、プラスのプロジェクトに参加するお母さんのストーリーをご紹介します。


ビクトリア湖の夕陽。地域の「リソース」として何度も登場しました。

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