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ケニアレポート -現地インターンのすゝめ-

こんにちは、2代目現地インターンの上坂です!今回は、現場出張先の宿にて耳元でぷ~んと不快な音を立てる蚊にじゃまされながら、単身ケニア入りから6ヵ月間が経過した現地インターン生活を振り返ります。

腰を据えて取り組む面白さ

“1年の半分をケニアで過ごす”ことは、アフリカ未経験の私にとってそれなりの覚悟がいる決断でした。ボランティアをするにしても、仲介業者を介せば何十万もお金がかかるため大学生にはなかなか手が出せず、だからといって、バックパックひとつで単身旅行をするには治安が良くありません。その点、プラスの現地インターンは、経済的な負担が少なく済み、生活上の安全も確保されていたため、半年間じっくりとNGOの草の根事業に関わることが出来ます。地球の歩き方に書いてあるような観光をする暇はなかったものの、私にとっては、ローカルバスに揺られて事業地に出張に行くことの方がよっぽど心躍る体験でした。また、税金や保険料支払いのため銀行の長蛇の列に並んだり、乾季の影響で生産が追い付かなくなった品物を求めてスーパーをはしごしたりと、些細な出来事だけれどその国の日常を垣間見る面白さを味わえるのも現地インターンの醍醐味でしょう。

研修にて、眠気ざましのエクササイズをする啓発リーダーたち。

籠の中の鳥の様なもどかしさ

身を守ることが最優先のケニア生活ですから、気軽に町を出歩いたり、現地の人々と必要以上に親しくなったりすることは避けなければならず、憧れの土地にいながら、好きな時間に好きなところへ行けないもどかしさを日々感じていました。ましてやプラスのインターンとしてケニアに来ている以上、自分の身に何か起こったら団体にも迷惑がかかります。スラムには近づかない、電話番号や家の場所を聞かれても答えない(ケニア人はなかなかフランクにこういった質問をしてきます)、日没後は外出しない等、多数ある注意事項を念頭に高まる好奇心を抑える生活は、まるで籠の中の鳥のよう。だから、多少の危険を顧みてでも冒険のような体験をしてみたい人は、より自由で現地の人々と近いボランティアや一人旅の方が適しているかもしれません。ただ、私の場合は途上国ではたらくことが夢だったので、何でも挑戦してみたくなる若気の至り(?)に惑わされず安全を第一に考える駐在員の心得を身につけられ幸運だったと思います。

強盗よりも蚊に脅威を感じたケニア暮らし。

経歴にとらわれない人との付き合い方

これまで、一緒にはたらく相手を尊敬し、一個人として好きになることを大切に仕事をしてきました。ただ、住民の方々の自立を応援するプラスに居てなお、いわゆる援助業界の“支援する/される”の関係性を完全に払しょくするのは難しく、対等に、尊敬の意を持って彼らと接するためには、自分自身にこれまでとは異なる視点や価値観を取り入れる必要があったのです。
一般的に草の根支援の拠点となる農村部では、学校を出ていない人や生涯生まれた村で畑仕事に勤しんでいる人が沢山います。だから、有名な大学を出ているとか、国内外で色々な経験を積んできているとか、そういったものさしで相手に対する尊敬の値を測ることは全くのナンセンス。履歴書を華やかに飾る経歴よりも、物事に取り組む姿勢や他人への思いやり等、人としてもっと大切なところに魅力を見出すことが“支援する/される”の関係性を超えた信頼と尊敬を築く要だと分かりました。

現地スタッフと打ち合わせ中。


もしこの記事を読んでくださる方々の中にケニアや草の根支援に興味がある方がいれば、是非躊躇わずに現場に足を運んでみて下さい。見るもの、聞くもの、感じるもの、全てが予想以上なこと間違いなしです。

「ムスング(白人の呼び名)! How are you?」と元気に聞いてくる子どもたち。

文責:上坂明日香

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