PLASの現地活動Positive Living現地レポート

ケニアの現地スタッフなどから被災者の方に向けたメッセージ

ケニアで現地スタッフとして活動しているドミニクさんとベンさん、母子感染予防啓発リーダーとして活動しているクリスさんとダンさん、そして現地協力団体のパメラさんから、東日本大震災の被災者の方に向けたメッセージが届きました。
遠いケニアから届いた心に響くメッセージをぜひお読みください。


ドミニクさんより(現地スタッフ)
地震、そして津波によって老若男女の尊い命が失われたことに、この場を借りてお悔やみ申し上げます。
PLASが母子感染予防事業を行っているここ、ケニア・ウクワラ区の人たちは、日本にいるみなさまと共にいます。
日本が大震災という大きな困難に立ち向かっている今、私たちは震災で亡くなられた方、そして復興のために奮闘する方たちを想って祈り続けます。


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ベンさんより(現地スタッフ)
未曾有の震災の映像を見て、私たちは悲しい気持ちでいっぱいです。
映像は、失われた命と人々の大切なもの、それぞれの大きさを物語っています。
多くの震災孤児、家族を失った方、そして家を失い住む場所がない人々を生んでしまったこの震災。
みなさまが辛い思いをしている今、私たちは物理的に寄り添うことはできません。
しかし、私たちの心はいつもみなさまと共にあり、この困難な時を乗り越えられるよう祈っています。
亡くなられた方々に、神のご加護と安らかな時間が訪れますよう。


クリスさんより(北西ウゲニャ区チームリーダー)
困難な今だからこそ、前を向いて生きましょう。
世界で起こっている多くの出来事は主の啓示でもあると私は信じています。
聖書にあるルカによる福音書17章26-30節、ヨハネの黙示録10章1-7節、マラキ書4章5-6節にもあるように、困難が立ちはだかった時、人は人になり、忘れかけていた大切なものを思い出すのではないかと考えます。
震災によって大きく影響を受けた人たちに、神の想いが届くよう、祈りを捧げます。地球はこれからも回り続け、世界は動き続けますが、神は私たち、そしてみなさまの心と共にあります。


ダンさんより(啓発リーダー)
私たちの兄弟に、ヨハネの黙示録6章1-10節の青い馬が放たれ、死が訪れたことに悲しみを隠せません。
しかし、詩篇の107篇3-14章を思い出してください。
神に感謝し、求めれば、必ず慈悲深い神は救いを与えてくれます。
私からみなさまへ心からの祈りを捧げます。

パメラさんより(現地協力団体SWAKキスム支部代表)
日本にいる友人たち
今回の震災によって亡くなられた方々にお悔やみ申し上げます。
自然が起こした未曾有の災害。誰も責めることはできません。
亡くなった尊い命ひとつひとつのために祈り、彼らの魂に平和が訪れることを心から願います。
そして震災によって家族を亡くし、心身共に傷ついた人たちに安らかな時間が少しでも早く訪れますように。