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【Weekly News】「腐ったポテト」HIV陽性者が語る差別の現状

3人の子どもの母であるテンビさん(33)はスワジランド中部マンジニ地方で貧困のなか子どもたちと暮らしている。夫は南アフリカに出稼ぎに行っている。

「妊娠時の検査で私がHIV陽性であることが分かったのですが、夫にはそのことを伝えていません。夫から感染をしたので彼もHIV陽性のはずですが、知りたくないのか、まだ検査には行っていないようです。彼は前妻がHIV陽性であることを知った途端に家から追い出したことがあるので、私も伝えられないのです。」

「治療計画を崩してしまったことを心配しています。2年ほど前からARV(抗レトロウイルス薬)を飲み始めましたが、通院日に病院に行けなかったこともあり、薬の服用が不定期になってしまっています。そのせいか1日中だるさが体から抜けません。クリニックに行くにもバス代を払えないし、子どもたちからも目を離せない。近所にいた2歳の子どもは水の入ったバケツに頭から入ってしまいそのまま死んでしまった。薬を飲めなくなるよりも子どもから目を離す方が怖いのです。」

「私がHIV陽性者であることは私とクリニック以外誰も知りません。人から非難され、ここにも住めなくなるので知られてもいけない。子どもたちでさえエイズ患者のことを『腐ったポテト』と言うほどです。エイズで亡くなった人も多くいますが、親戚が同じ墓地に埋葬されることを嫌うため、みんなエイズであったことを公表しません。」

「クリニックへは子どもたちも連れて行きます。親戚には子どもの健診に行くといつも伝えてね。家にあるARVは誰にも見つからないように隠すのですが、この時にとても孤独を感じます。けれども愛する子どもたちと暮らすためには仕方のないこと。子どもたちとはよく一緒に歌っては祈りをささげるんです。子どもたちも私の歌が好きなようで、お気に入りをリクエストしてきたりします。ここには電気もないし、水も遠くから運ばなければいけないけど、子どもたちに歌を聴かせ続けるために私は生きるのです。」

(翻訳:大島陸)

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原題:SWAZILAND: Thembi, “Even the children, they call a person with AIDS a `rotten potato’”
日付:January 5, 2011
出展:IRIN PlusNews
URL:http://www.plusnews.org/Report.aspx?ReportId=91532
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