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【Weekly News】スワジランド:孤児への悲観的な予測は消えた

孤児と脆弱な立場に置かれた子どもたち(Orphans and vulnerable children:以下、OVC)は、スワジランド人口100万人のうちの5分の1を構成しており、2004年の予測よりも8万人増えている。2004年、UNICEFは、世界で最も高いHIV感染率―26.1%(15〜49歳)のため、この内陸国の暗たんたる未来を推測していた。最新の政府のデータによると、スワジランドの子どもたちの約23%は孤児であり、その大部分のHIV/エイズ流行の結果だ。

しかし、人々が危惧していた社会崩壊は起こらなかった。それは、数々のHIV/エイズ対策プログラムが実施されていることにも関連している。

10年前には存在していなかったHIV/エイズ対策プログラムは、子どもの健康や教育、保護をターゲットにしている、とUNICEF駐スワジランド代表のジュマ・グレイド(Jama Gulaid)は述べている。過去10年で、副首相府の下にある、国立児童福祉局(National Children’s Coordination Office)と警察署の家庭内・子ども虐待課を含めて、子どもの福祉サービスが設けられた。「今までこれらの制度はなかった。2005年に、憲法は全ての子どもが小学校に通えるように定め、今日、多くの子どもたちが政府の奨学金を受けている。」
奨学金に関しては、同じ子どもが学費を様々な組織や個人からも受け取る二重、三重払いの問題もあるが、副首相府は14万人のOVCに学費の支援をしている。

また、子どもが世帯主の家庭を見つけるため、2005年にUNICEFが主導したパイロットプログラムが大きな成功を収めた。政府はOVCが保護され教育を受けることを保証するためにそのプログラムを採用、国中に拡大した。UNICEFのグレイド氏は、スワジランドで最も注目すべきことは、政府がHIVという新たな脅威に対し優先的に取り組む一方、他の児童福祉プログラムを維持したことである、と語る。
ポリオは根絶し、はしか抑えられ、コレラはめったに発生しない。

副首相のゼンバ・マスク氏は、OVCが直面するであろう将来の難題について次のように述べている。

――OVCの問題に取り組むには、まず、彼らのニーズに対応した社会政策が必要である。そして、OVCの数が増え続ける傾向が今後10年でも続くならば、私たちを待っているのは異なる社会。学校卒業後、子どもたちに仕事がなければ社会情勢は不安定になる――

スワジランドの失業率は、約40%に達している。

(翻訳 中村 麻友)

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原題:SWAZILAND: Orphans’ Doomsday Scenario Fails to Materialize
日付:26 January 2011
出典:IRIN
URL:http://www.irinnews.org/Report.aspx?ReportID=91741
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