メールマガジンバックナンバー

エイズ孤児の今がわかる!PLASメールマガジン第22号

投稿日:

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P ┃L ┃A ┃S ┃ https://plas-aids.org/blog/
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□■□      エイズ孤児の今がわかる!
■□        PLASメールマガジン
□ 2008年4月30日発行第22号 購読者数:独自配信 268人/まぐまぐ 234人
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新年度がはじまり、いろいろ新たに始めることが多い季節になりましたね。
もうすぐGW!皆様どこかに遊びに行く予定はありますか?
PLASは世界エイズ孤児デーキャンペーンPieces for Peace2008に奮闘中です。
今回もイベントのお知らせを掲載しています!
もしお時間ありましたら是非参加してみてくださいね♪

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INDEX
*特集*
PLASマンスリーサポーター制度開始!
1、PLAS活動報告
 ■PLASスタッフがウガンダへ現地調査を行います
 □国際協力NGO次世代リーダー育成事業助成金をいただきました
 ■PLASシカゴ企画第一弾、ケーキセールを行いました
 □エイズ孤児支援国際署名を開始しました
2、PLASイベント情報
 ■JICA地球ひろばで写真展を行います
 □世界銀行共催コーヒーアワー 
 「エイズに遺された子どもたちの今 −ユースが切り開くエイズ孤児支援−」
3、最新エイズ孤児ニュース
 ●ケニア:混乱が招く新たなHIV感染危機
 ●ウガンダ:子どもを切り捨てるエイズ政策
PLAS のひとこと
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*特集*
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□■あなたと地域が作る子どもの未来!
  PLASエイズ孤児マンスリーサポーター制度開始!

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エイズ孤児マンスリーサポーターは、月々一定額のご寄付で、
エイズ孤児を継続的にご支援いただけます。
現在PLASでは、エイズ孤児マンスリーサポーターを大募集しています!

<ご自分に合った支援金額をお選びいただけます>
○500円/月 年間6000円 ※子どもたちからの寄せ書きは届きません
○1000円/月 年間12000円
○2000円/月 年間24000円

<あなたのご支援が、地域とともに子どもの未来を作ります>
ご寄付はエイズ孤児の就学のための農業事業や、学校建設、地域での
エイズ啓発などに使われます。エイズ孤児に対して「授業料を提供する」
「ノートや鉛筆をあげる」「食糧を配給する」という支援ではなく、
エイズ孤児の受け皿となる地域を地域住民と共につくるからこそ、安定的で
継続的な皆様のご支援が必要です。

<サポーターになると>
サポーターには、PLASの機関紙『PLAS POST』を年に二回
お届けします。また、支援先の子どもや、子どもたちを支える地域の方々
からのメッセージや写真をお届けします。
国際ワークキャンプにご参加いただき、支援先の子どもたちや地域の方々に
会いに行くこともできます。

詳しくはこちら⇒ https://plas-aids.org/blog/monthly.html

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1、PLAS活動報告
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□■PLASスタッフがウガンダへ現地調査を行います

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今月からPLASスタッフ谷澤がウガンダへ現地調査に約3週間行っています。
今回ウガンダではBlessed Nursery&Primary Schoolのモニタリングや、新たな支
援先の調査を行っています。
エイズ孤児支援に対するにニーズがあるのはもちろんのこと、PLASが継続的に
協力関係を築けるような、協力に対する意欲の高い地域を調査したいと考えて
います。3週間程度の限られた時間を調査のために最大限活かせるようにしたいです。
現地からの報告が来ましたら随時お知らせいたします。

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□■国際協力NGO次世代リーダー育成事業助成金をいただきました

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(特)国際協力NGOセンター(JANIC)様と(財)庭野平和財団様の
共同事業である「国際協力NGO次世代リーダー育成事業」より、2008年度、
2009年度の2年間にわたり、計200万円の助成をいただくこととなりました。

この助成は、組織の資金的自立を目指し活動するスタッフの人件費として
支給されるものであり、事務局長の門田が2008年4月より有給専従スタッフ
となりました。

エイズ孤児の継続的で安定的な支援を可能にするために、今後は現地事業
だけでなく、ファンドレイジングや組織基盤作りにも力を入れていきたい
と思います。
今後ともどうぞみなさまご支援、ご協力をお願い致します。

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□■PLASシカゴ企画第一弾、ケーキセールを行いました

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3月17日、イリノイ大学シカゴ校にて、募金活動の一環であるケーキセール
を行いました。ケーキセールとは、ケーキやクッキーなどを大学や教会など
で販売し、売り上げを団体へ寄付するという、アメリカの大学で最も一般的な
募金活動の一つです。
前日に、真心をこめて焼いたクッキーは、無事に3時間で完売し、寄付も
含め、98ドル20セントの売り上げを達成しました。
ご協力いただきました皆さんには感謝申し上げます。

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□■エイズ孤児支援国際署名を開始しました

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1500万人以上のエイズ孤児の聞き取れないほどの小さな声を、広く世界に
伝えたい。
世界のリーダーに、エイズ孤児支援をエイズの問題における重要課題であると
働きかけ、HIV/エイズ対策予算の10%をエイズ孤児支援のために組むことを
促し、みなさまの署名を潘基文国連事務総長とG8各国、TICADIV議長に届けます。

署名TVのサイトにて名前とアドレスだけでオンラインで署名ができます。
呼び掛け文全文、署名はこちら http://www.shomei.tv/project-16.html

どうぞみなさまのご署名をお願い致します。

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2、PLASイベント情報
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□■JICA地球ひろばで写真展「アフリカのエイズ孤児」を行います!

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エイズ孤児支援NGO・PLASの支援先である、ウガンダのスラムにある
Blessed Nursery and Primary Schoolとその地域の写真を展示します。
エイズ孤児やスラムに生きる地域の人々の生活を切り取り、
多くの困難を抱える中で強く生きる人々の力強さをとらえています。
この機会に、アフリカのエイズ孤児の生活などについて考えてみませんか?
多くの皆様のご来場をお待ちしております。

<日時> 4月29日(火)から5月11日(日)
<会場> JICA地球ひろば 1階 企画展示スペース
<対象>興味関心をお持ちの方ならどなたでも
<入場料>無料

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□■世界銀行共催コーヒーアワー 
「エイズに遺された子どもたちの今 −ユースが切り開くエイズ孤児支援−」

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今回のコーヒーアワーでは、アフリカの
エイズ孤児の現状やPLASの現場での活動を映像を交えて紹介するとともに、
世界エイズ孤児デーキャンペーンの多岐にわたる取り組みを説明します。
また、ボランティアとして現地の活動に参加し、現在は国内でも活動している学生が
「わたしたちにできること」という視点からお話します。

PLASと世界銀行情報センター(PIC東京)は昨年10月11日、コーヒーアワー
「アフリカのエイズ孤児 〜現状とその課題、現場でのユースの活動」を共同で
開催しました。今回は、5月に横浜で開催される第4回アフリカ開発会議(TICADIV)
を前に、ウガンダやケニアでのPLASの活動のその後の進捗状況も報告します。

<日時>
5月7日(水)午後6時30分〜8時

<場所>
世界銀行情報センター(PIC東京)
東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル1階(ロビー)
地下鉄三田線内幸町駅下車、千代田線・日比谷線・丸の内線霞ヶ関駅下車

<スピーカー>
門田瑠衣子(エイズ孤児支援NGO・PLAS事務局長)
郭晃彰(エイズ孤児支援NGO・PLASイベント局長/大学生)

<お申し込み方法>
使用言語は日本語、日本手話です。
参加費は無料(コーヒー付き)です。
参加をご希望の方は、オンライン登録とEメールでの参加登録がございます。
オンライン登録はこちらから http://go.worldbank.org/CE2D0RO930
Eメールでの登録は、お名前、ご所属、ご連絡先を「5月7日コーヒーアワー参加希望」
と明記の上、ptokyo@worldbank.org宛にお送りください。

<お問い合わせ先>
世界銀行情報センター(PIC東京)
電話 03-3597-6650  
ptokyo@worldbank.org

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3、最新エイズ孤児ニュース
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□■ナイジェリア:2010年、エイズ孤児は820万人に

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ナイジェリア国内において、HIV/AIDSが原因で孤児になった子どもが
2010年には820万人に達する見込みであることを世界保健機関(WHO)が発表した。
また、世界では1億2600万人がHIV/AIDSが原因で死亡するとし、
18歳未満のエイズ孤児は6900万人に増加するとされ、
ナイジェリア国内のエイズ孤児が世界の1割弱を占める見込みであることが
Leadership紙の取材で明らかになった。

2003年時の調査ではナイジェリアには約700万人の孤児がおり、
そのうちHIV/AIDSで孤児になった子どもは全体の26%にあたる180万人であった。

この統計が示す近年のエイズ孤児急増は
多くの子ども達が貧困、病気、暴力、性的虐待、人身売買などに対して
非常に脆弱である上、教育にアクセスすることも困難である現状が原因と見られている。

ジガワ州女性問題・社会開発局委員のHajiya Fatimaさんは
国や市民社会が目先の利益ばかりを追求し、
未来を担う子ども達の保護計画から目を背けていると指摘する。
国の「孤児と弱い立場にある子どもたち(OVC)」支援機関でさえも
エイズ孤児を含むOVCの統計や信頼たり得るデータを管理していない。
その結果、有効な対策を打ち出せないでいる。

Hajiya Fatimaさんはこうした実情を踏まえ、
全国的なOVC調査の実施が必要だと訴えている。

原題: HIV Will Claim 8.2m By 2010, Says WHO
日付: Feb 18, 2008
出典: Leadership
URL : http://www.leadershipnigeria.com/produc … s_id=22541

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□■ウガンダ:子どもを切り捨てるエイズ政策

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幼少時の成育におけるHIV/AIDSの影響とウガンダ経済との関連性についての研究結果の中で、
ウガンダのHIV/AIDS政策は子ども、特に幼児への対策を無視しているに等しいということが分かってきた。
研究者たちはこの状況を踏まえ、
8歳以下の子どもを対象とした政策やプログラムを増やすよう呼び掛けている。

エイズ対策として8歳以下の子どもへの支援は母子感染予防プログラムが存在するにとどまり、
8歳以上の未成年に比べ対策が非常に軽視されているという。
HIVに感染、もしくは影響された子ども達へのケアは全体的問題であり、
彼らの成育において肉体的・精神的健康は保護されなければならないとしている。

HIVに感染した幼児の半数は1歳未満で死亡し、
生存した半数の多くも5歳を迎えずに死亡してしまう。
このことから、生存率を飛躍的に向上し、
年間13,000人をエイズの脅威から救うことが可能とされる
小児用抗レトロウィルス薬の普及必要性にも言及している。

現状が厳しいながらも、母親をエイズで亡くした子どものHIV感染率は4%となっている。
経済政策研究センターのサラ・セワニャナ博士は、
HIV/AIDSが社会経済に与えるインパクトを把握することは重要であるべきだが
包括的なデータに裏付けされた統計であるかは疑問を覚えるという。
博士は「全国血清調査は行われていますが、研究者の関与は厳しく制限されていますから」と語った。

原題: Aids Policy Ignores Children – Study
日付: April 08, 2008
出典: New Vision
URL : http://www.newvision.co.ug/D/8/219/6210 … s%20policy

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□■PLASのひとこと

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今回のメールマガジンはいかがでしたか?
PLASでは世界エイズ孤児デーキャンペーンを4月下旬から5月いっぱいまで
たくさんのイベントを行います!
今回はJICA地球ひろば写真展と世界銀行のコーヒーアワー*
まだまだイベント行います!国際署名にもぜひ参加お願いいたします!
4/26からPieces for Peaceキャンペーンサイトがオープンしました☆
ぜひご覧ください!
https://www.plas-aids.org/pfp08/
(文責・椎名)
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○バックナンバーはこちらからご覧頂けます
http://blog.mag2.com/m/log/0000209230/

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○mixiのPLASコミュニティにもご参加ください!
http://mixi.jp/view_community.pl?id=555240

[発行元] エイズ孤児支援NGO・PLAS
[ホームページ] https://plas-aids.org/
[メール] info@plas-aids.org
[所在地]東京都品川区上大崎3−14−58クリエイト目黒2A
[Tel/Fax] 050-3627-0271
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