PLASの現地活動ワークキャンプ

ウガンダ国際ワークキャンプのご報告

2007年3月3日から17日の15日間、
ウガンダにて第二回のワークキャンプを開催しました。
リーダーを務めた服部薫から、ワークキャンプのご報告です。
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今回は、学校の備品の整備、エイズ予防啓発ワークショップの開催、また、ホームビジット、運動会、日本文化紹介授業、などのイベントを行いました。
学校の備品整備では、子どもたちが安全に、安心して学習ができるよう、机・椅子、窓、門の製作を行いました。
予定通りにすべて完成させることができ、子どもたちが、私たちが作ったものを使って勉強している姿を見ると、とてもうれしかったです。

また、支援先の学校の保護者を対象に、エイズ予防啓発ワークショップを開催しました。
過去2回の反省を生かし、対象を小規模にして行ったのですが、その分、レクチャーやディスカッションの時は、より参加者が意見などしやすく、共に作り上げる形で行うことができました。
学校の生徒と日本人を交えた現地語のドラマや、ディスカッションなど、キャンプ中に日々練習を重ねた甲斐もあり、
地域の方にも充実した時間をすごしていただけたと思いますし、私たちにとっても新たなステップでした。

また、地域の連携や啓発活動の必要性など、地域のニーズを知る機会にもなりました。
次回は、もっと地域の自発性を引き出せる形で行いたい、などの反省点もありますが、今後とも継続してこの地域でワークショップを行っていく必要性を感じます。
その他のイベントでは、家庭訪問や運動会、日本文化紹介授業などを行いましたが、どれも、支援先の学校や地域との交流や連携を深めることができました。
特に、家庭訪問では、エイズ孤児の日常生活や家庭の様子を知ることができ、とても勉強になりました。
日本人ボランティアも、普段笑顔の子どもたちの現状を目の当たりにし、衝撃を受けたようでした。
今後、さまざまな形で、勉強したこと、感じたことを日本に伝えていきたいと思います。
今回のワークキャンプは、手探りの中、第二回の開催でしたが、NICEやUPA、JICA等多くの関係団体の皆様にご協力とご助言を頂き
無事に事業を終了することができました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。