Positive Livingワークキャンプ

2007年春ウガンダワークキャンプに向けて

2007年度・春季ウガンダワークキャンプに参加される、山田佳代子さんからワークキャンプに向けたエッセイを頂きました。
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エイズ孤児に関し知識があるわけでもなくボランティアに深く関わってきたわけでもないそんな私が今回ウガンダワークキャンプへの参加を決意したのは、あるドキュメンタリー番組を見たことがきっかけです。

2年前、まだ大学に入る前の春休みに、私はテレビを通し衝撃的な映像を目にしました。
そのドキュメンタリー番組はアフリカの現状を伝えるもので子供たちが銃を持ち自らの身を守るため、国を守るために戦う姿、そしてそのストレスや不安から薬物乱用が蔓延している社会の現実がそこには映し出されていました。
まだあどけなささえ残る少年は笑顔を忘れ、ただ毎日を生き抜くことに必死だったのです。

私の半分しか生きていない子が背負うには、あまりにも過酷過ぎるその現実にショックを受け涙が止まらなかったのを今でも覚えています。
その後大学に入ると、非日常的な感覚を求め、長期休暇を利用しては海外に行き、その土地の文化や歴史、人々から、刺激や感動を何度も受けました。
そのような旅行も貴重な経験ではあったが、あの時見たドキュメンタリー番組の衝撃が忘れられず、次第にアフリカに行きたい、そして旅行という形ではなくもっと現地に密着し、現地の人々と触れ合うことで何かを共有できたら・・・そんな気持ちがますます強くなっていきました。

そうして出会ったのがPLASでした。
「勉強会があるから良かったら来てみなよ」そう言われて行ったPLASの勉強会。
そこで私は2年前のドキュメンタリー番組を見た時と同じ衝撃を受けました。
その時初めてエイズ孤児がどのような状況に置かれているのかを知り、あの番組を見てから2年間何一つ行動を起こそうとしなかった自分を恥じたと同時にウガンダワークキャンプへの参加を強く決意しました。

今まで「ボランティア」に関わってこなかった私がウガンダワークキャンプを通し「何かしてあげたい」そんな大それたことは言えないけれど、共に過ごす時間や思い出が彼らの心に強く残るようなそんなワークキャンプにしたいです。
まずはアフリカの現実を、エイズ孤児の現状を自分の目でしっかり見つめることから始めたいと思います。
まだまだ未熟で至らない部分も多くご迷惑をおかけすることもあると思いますが、私なりの精一杯の力で皆さんと共に2週間、完全燃焼するつもりです!
どうぞよろしくお願いします。

上智大学 外国語学部英語学科2年 山田佳代子

 

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